※NIKKEI DESIGN 2018年5月号の記事を再構成

ユニ・チャームは「シルコット ウェットティッシュ」を8年ぶりにリニューアル。使い勝手とデザインの向上で商品価値を高めることに成功した。評価テストを1年以上繰り返し、新パッケージが完成するまで約3年かかったという。

※調査の概要はこちら

容器デザインは84%が「良い」と評価。「コロンとした丸い形がかわいい」の声も
容器デザインは84%が「良い」と評価。「コロンとした丸い形がかわいい」の声も

 ユニ・チャームは2017年7月、「シルコット ウェットティッシュ」の容器を8年ぶりに改良した。従来品も、ボタンを押すだけで片手で簡単にウエットティッシュを取り出せると評価が高かった。その容器をあえて改良した理由を、企画本部広報室PR グループの富岳貴久雄氏は、「競合商品との明確な差異化を図るため」と語る。

このコンテンツ・機能は有料会員限定です。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>
この記事をいいね!する