※NIKKEI DESIGN 2018年5月号の記事を再構成
ライバル商品の中で顧客が最も買いたくなるパッケージデザインはどれかを探る調査特集。消費者、デザイナー、マーケターで評価に違いが出たのはなぜか? マーケティングリサーチからパッケージデザインまで手掛けるプラグの小川亮社長に聞いた。

小川 亮(おがわ・まこと)氏 プラグ社長
キッコーマン、慶應義塾大学大学院ビジネススクールを経て、アイ・コーポレーション代表取締役。2014年7月、マーケティングリサーチ会社CPPと合併しプラグを設立。プラグ:マーケティングリサーチ・商品開発コンサルテーション、パッケージデザインまでを総合的に手掛けるデザインファーム。デザイン評価手法の開発やデザイン思考によるイノベーション開発プロセス導入を得意とする
パッケージデザインを評価する視点は、基本的にはどういうコンセプトの商品で、そのブランドが具体的にどういうベネフィットを与えてくれるのか、という点です。ベネフィットには情緒的なベネフィット、言い換えればブランドの世界観と、機能的なベネフィットがありますが、それらが自分に合っているかという視点で商品を選ぶわけです。
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