年収1000万円超世帯を対象とした「贅沢消費調査」特集の第6回。今回はさらに世帯年収3000万円超の回答者に絞って傾向を分析した。平均で月17万円程度の小遣いを持つが、意外にも自分で買い物をする機会は少ない。しかし、信頼できるブランドの新製品にはお金を惜しまないという実態が明らかになった。

年収3000万円超の贅沢な買い物として挙げられた「iPhone X」
年収3000万円超の贅沢な買い物として挙げられた「iPhone X」

 今回の調査で世帯年収3000万円以上の回答者は52人。サンプル数は少ないが、その特徴的な数字を見ていこう。

 まずどんな人々なのか。調査対象リストの特性から8割が医師であり、性別は男性が82.7%、年代は40代が42.3%、50代が57.7%だった。可処分所得の多さが特徴で、1カ月に自由に遣えるお金が20万円以上の人が59.6%と、世帯年収1000万~1500万円未満の層の8.9%を大きく上回る。選択肢の中央値から算出した平均額は月約17万円の小遣いとなる。

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