年収1000万円超世帯を対象とした「贅沢消費調査」特集の第5回。今回は、今後の消費動向を分析する。今後1年の経済状況の見通しは楽観的な人が多く、旅行、外食や食料品にお金をかけたい人が多いことが分かった。その中でも節約したい商品、サービス分野がある。
消費は一進一退が続いている。総務省は2018年2月の家計調査の基調判断を従来の「持ち直してきている」から「消費は持ち直しの動きに足踏みがみられる」とした。では、世帯年収1000万円超のビジネスパーソンの消費動向は今後どうなるのか。
今後1年の経済状況を尋ねたところ、結論から言うと楽観派が多数となった。「とても余裕が出そう」が6.8%、「少し余裕が出そう」が18.5%に対し、「少し厳しくなりそう」は16.1%、「とても厳しくなりそう」は3.4%。余裕が出そうと考える人(楽観派)は合計25.3%と、厳しくなりそうと見る人(悲観派)の計19.6%を上回った。

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