都市型ホテルに新規参入した星野リゾートの戦略を探る特集の5回目。
そもそもなぜOMOを立ち上げたのか、おもてなしはどう変わるのか、全国展開するのか――。実は全く別の案件がOMOへと発展し、星野代表の願いをかなえるための大きな役割を担う可能性さえはらんできたという。星野佳路代表に自ら語ってもらった。

 星野代表が語る 「すべての地方都市にOMOを」(画像)
星野佳路氏
星野リゾート 代表
ほしのよしはる。1960年、長野県軽井沢町生まれ。83年に慶応義塾大学経営学部卒業後、米コーネル大学ホテル経営大学院修士課程修了。91年、家業の軽井沢の老舗旅館「星野温泉」の4代目代表に就任。95年、星野リゾートに社名を変更。「星のや」「界」「リゾナーレ」など、現在国内外で37カ所の宿泊施設を運営。大の読書家で経営本の翻訳も手がける

─立ち上げの理由を教えてください。

 旭川と東京大塚がオープンしますが、そもそもこの施設をOMOブランドで運営しようという考えはありませんでした。全く別の案件だったのです。

 社内では3~4年くらい前から、地方の都市型ホテルでビジネス客ではなく観光客だけをターゲットにしたら、ロケーションの選定、お客様に対する接し方、あるいはサービスの内容、室内のレイアウトなどはどうなるか、という議論を重ねていた。それが「今までにない面白いホテルが展開できる」という結論に達したんです。

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