
- 全6回
「星野流」都市観光ホテルの勝算
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- 第1回
- 2018.04.02
星野リゾートの都市型新ブランド「OMO」は客に“旅を売る” 高級路線を推し進めてきた星野リゾートが、値頃な都市型ホテルの運営に乗り出す。ビジネスホテルが乱立するなか、どんな差別化戦略で後発参入するのか。今回、新ブランド「OMO」の記者発表と開業を前に、いち早く真相を取材。そこから見えてきたのは、従来の画一的な客室やサービスの“破壊と創造”だった。「星野流」が業界に新風を吹き込む。 -
- 第2回
- 2018.04.02
「OMO5 東京大塚」では星野流の客室を創造。地元と行政も動く 都市型ホテルに新規参入した星野リゾートの戦略を探る特集の2回目。「観光」にフォーカスし、OMOレンジャーというサービスを繰り出した星野リゾート。一方、片翼を担うハード面ではどういった手を打つのか。5月に新規開業する「OMO5 東京大塚」では空間デザインを生かし、空間デザインにより観光時の居住性を高めた客室を採用した。ハードとソフトの両面で“本気”を見せる星野に対し、地元と行政も動き出す。 -
- 第3回
- 2018.04.03
「星野流改革」により、旭川の“老舗ホテル”がコンセプトを醸成 都市型ホテルに新規参入した星野リゾートの戦略を探る特集の3回目。実は、「街とつながり、街をリゾートとして味わい尽くす」というOMOのコンセプトは、運営を引き受けた北海道旭川市の老舗都市型ホテルでの議論と行動から発展した。いかにして既存スタッフの意識を変え、主体性を引き出したのか。「星野流改革」の中身に迫る。 -
- 第4回
- 2018.04.04
建築家が語る「和のテイストを生かしたOMO5 東京大塚」 都市型ホテルに新規参入した星野リゾートの戦略を探る特集の5回目。他のビジネスホテルチェーンとは一線を画し、旅のテンションを盛り上げるOMOのハードウエア・デザインは、どのような発想から生まれたのか――。「OMO5 東京大塚」の設計を担当した佐々木達郎氏に、その工夫について語ってもらった。 -
- 第5回
- 2018.04.05
星野代表が語る 「すべての地方都市にOMOを」 都市型ホテルに新規参入した星野リゾートの戦略を探る特集の5回目。そもそもなぜOMOを立ち上げたのか、おもてなしはどう変わるのか、全国展開するのか――。実は全く別の案件がOMOへと発展し、星野代表の願いをかなえるための大きな役割を担う可能性さえはらんできたという。星野佳路代表に自ら語ってもらった。 -
- 第6回
- 2018.07.04
ミスマッチを解消せよ 新ブランドOMOで星野代表が飛ばした檄 2018年5月22日、星野リゾートの東京オフィスで「OMO」ブランドの報告会議が開かれていた。星野佳路代表も出席し、マーケティング、広報担当のスタッフがおよそ20人。4月に開業した同社第4のブランドの立ち上げ後の反響はいかに?