マーケティングエリート集団「P&Gマフィア」の2人目は、スマートニュース(東京都渋谷区)執行役員マーケティング担当の西口一希氏。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)時代に大きな失敗を経験したが、そこで得た「N=1起点」という概念を新天地のロート製薬で実践。「肌ラボ」を100億円を超える事業に育てることに成功した。
「P&G時代で、最も印象深かった出来事は?」。そんな質問を西口氏にしてみた。すると「あまり話したくない内容ではある」と前置きしながらも、過去の大きな失敗から学んだ経験を明かしてくれた。
西口氏がP&Gで担当したのは、「髪のアンチエイジング」をコンセプトとするヘアケアブランド「インナーサイエンス」だ。とても良いコンセプトだと社内で商品開発の機運が高まり、実際に商品開発へと駒を進めた。
このコンテンツ・機能は有料会員限定です。
有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
- ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
- ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
- ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
- ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー