文具・雑貨業界の人気商品に注目し、開発の裏側を徹底取材。売れる商品開発のヒントが得られる特集を、あらためてお届けします。※NIKKEI DESIGN 2017年12月号の記事を再構成

パリ発の紙製品ブランド「パピエ ティグル」。鮮やかな色使いが特徴的な彼らのグラフィックは、手帳から壁紙まで展開が幅広い。同社は2017年9月、東京・日本橋浜町にパリに次ぐ2店舗目をオープン。2011年に誕生したブランドで、デザイナーのジュリアン・クレスペル氏とアガット・デムーラン氏、マーケティングと広報担当のマキシム・ブレノン氏の3人が共同創立者だ。彼らのクリエイティブスタジオ名をブランド名にした。ショップを併設するパリのスタジオは、現在7人のスタッフで運営している。

 ブランドの立ち上げは、主にビジュアルアイデンティティーの依頼を中心にデジタルで仕上げる仕事が増えていた頃、ノートやペンの存在を見直そうと考えたのがきっかけだった。フランスでは、ポスターやブックデザインなどの領域でグラフィックが重視されてはいるものの、紙の文化は低かったからだ。

PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)は、デザイナーのジュリアン・クレスペル氏(右)とアガット・デムーラン氏(中央)、マーケティングと広報を担当するマキシム・ブレノン氏(左)の3人で、主に紙を用いたプロダクトのデザイン、制作、販売を行うブランドとして2011年に設立。パリを拠点に活動を始め、2017年9月に東京・日本橋浜町に世界で2番目の直営ショップ「PAPIER TIGRE TOKYO」をオープンした
PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)は、デザイナーのジュリアン・クレスペル氏(右)とアガット・デムーラン氏(中央)、マーケティングと広報を担当するマキシム・ブレノン氏(左)の3人で、主に紙を用いたプロダクトのデザイン、制作、販売を行うブランドとして2011年に設立。パリを拠点に活動を始め、2017年9月に東京・日本橋浜町に世界で2番目の直営ショップ「PAPIER TIGRE TOKYO」をオープンした