文具・雑貨業界の人気商品に注目し、開発の裏側を徹底取材。売れる商品開発のヒントが得られる特集を、あらためてお届けします。※NIKKEI DESIGN 2017年12月号の記事を再構成

 かつては、どの家庭の食卓でも見られたガラスや陶器製のしょうゆ差し。ボトルからしょうゆ差しに移し替える“仕事”が、子供の大切な役目だった家庭もあるだろう。しかし最近は、しょうゆメーカーが、液体が空気に触れにくいようにして酸化を防ぐなど、ボトルを進化させている。その影響からか、ボトルをそのまま使うユーザーも増えているようだ。それでも、しょうゆを小皿に注いだり、料理に少量をかけたりするには、まだしょうゆ差しに軍配が上がるのではないか。

 今回、しょうゆ差しの使い勝手を検証するため、通販サイトのアマゾン、楽天市場などのランキング上位から、長崎県波佐見町の白山陶器「G型しょうゆさし」、AGCテクノグラスの「イワキ フタ付醤油差し」、東京・墨田の岩澤硝子「江戸前すり口醤油注ぎ」の3つを選んだ。いずれも1000円前後のロングセラーだ。

しょうゆ差しのデザイン、かける分量を調整するときに差が出る(画像)