文具・雑貨業界の人気商品に注目し、開発の裏側を徹底取材。売れる商品開発のヒントが得られる特集を、あらためてお届けします。※NIKKEI DESIGN 2017年12月号の記事を再構成

紙のざらつき感となめらかさで好みが分かれる
約10人の参加者が、さまざまな筆記具を使って各ノートの書き心地を検証した。裏抜けについては、どこもほとんどなかった。鉛筆や消せるボールペンの文字を消すときの“消し心地”も試してみたが、今回は違いがあまり現れなかった
人気商品の使い勝手をユーザーの立場から検証してみた。今回取り上げたのは、書き心地にこだわった高級ノートだ。特別な紙を採用することで、一般的なノートと異なる感触を得られるようにしている。
手で紙に書くことは、紙の手触りやインクの質感、ペン先の感触、紙の上を滑るときのかすかな音など、「書く」という行為を五感で楽しむ体験といえるだろう。書くことが好きで、紙質を重視する人は多い。紙をテーマにしたイベントを開催すると、大勢が訪れる。
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