文具・雑貨業界の人気商品に注目し、開発の裏側を徹底取材。売れる商品開発のヒントが得られる特集を、あらためてお届けします。※NIKKEI DESIGN 2017年12月号の記事を再構成

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下のTSUTAYA(ツタヤ)は2017年11月1日、プライベートブランドの文具と雑貨の販売を開始した。30代から40代の働く女性をメインターゲットにした文具ブランド「HEDERA(ヘデラ)」と雑貨ブランド「Lelierre(ルリエル)」を立ち上げ、商品はすべてオリジナルデザインで展開。第1弾として約100品目をそろえた。TSUTAYA 文具雑貨 商品企画ユニットの梅澤豊徳・ユニットリーダーは「品ぞろえを豊富にすることはTSUTAYAの方針の1つ。今後もアイテムは追加していく。早期に200品目を目指す」と話す。TSUTAYA店舗や蔦屋書店など、全国約180店舗で順次展開し、2017年度内には200店舗、2019年3月には500店舗まで広げていく計画だ。

商品の特徴を見栄えよくコンパクトに記載している。店頭では他メーカーの商品とは分けて販売するため、ブランドとしての見え方を重視できたという。写真の商品は折りたたみ式のテープカッターで価格は380円(税抜き、以下同)
商品の特徴を見栄えよくコンパクトに記載している。店頭では他メーカーの商品とは分けて販売するため、ブランドとしての見え方を重視できたという。写真の商品は折りたたみ式のテープカッターで価格は380円(税抜き、以下同)
雑貨ブランドの「ルリエル」は、休日の女性をイメージしてデザインした。忙しい日常の中でも「蔦(つた)」のようにしなやかなライフスタイルを実現する、という思いを込めた。「HEDERA(ヘデラ)」はラテン語の蔦の学名から、「Lelierre(ルリエル)」は蔦を意味するフランス語の造語だという
雑貨ブランドの「ルリエル」は、休日の女性をイメージしてデザインした。忙しい日常の中でも「蔦(つた)」のようにしなやかなライフスタイルを実現する、という思いを込めた。「HEDERA(ヘデラ)」はラテン語の蔦の学名から、「Lelierre(ルリエル)」は蔦を意味するフランス語の造語だという

 両ブランドとも投入する商品アイテムの選定はCCCグループの共通ポイント「Tポイント」の購買データを参考にした。現在、Tポイントの会員は約6400万人。これを分析すると、同社店舗で文具を最も購入しているユーザー層が、30代から40代の女性だった。そこで、この層を狙って人気のアイテムと価格帯を抽出し、オリジナル商品に反映させた。

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