細尾は元禄年間(1688年)の創業以来、京都・西陣地域で織物業、呉服商を営む企業だ。現在も主要ビジネスは着物関連だが、12代目に当たる細尾真孝氏が中心となり、海外クライアントをターゲットとしたBtoBの新事業も展開している。このビジネスの成功は、欧米での日本文化人気だけによるものではない。西陣織という伝統技術を後世に残すため、細尾が思い切った挑戦と発想の転換をしたからだ。