2050年を見据え、どんな切り口で消費は動き、テクノロジーはどう進化して生活をより良いものに変えていくのか。nendoの佐藤オオキ氏や、メルカリの山田進太郎氏、Cerevoの岩佐琢磨氏など、各界のキーマンが語る。
Topics1 ヒット商品開発
ニッポンの価値源泉を見直すことが最優先。個食化の対応で新感覚「屋台」も切り口に
新生・湖池屋を率いて1年余り。振り返ると、まず16年10月に社名を以前のフレンテから湖池屋に戻し、縁起のいい六角形の中に「湖」の文字を配した新しいブランドロゴに刷新。そして2月には、1962年に日本で初めてポテトチップスの量産化を始めた当社の威信を懸けたフラッグシップ「コイケヤ プライドポテト」を発売しました。今春は、16年の北海道産ジャガイモの不作を受けた「ポテチショック」が広がり、非常に苦しい環境でしたが、プライドポテトはスナック菓子のヒットの目安とされる年間20億円の出荷額を半年足らずで達成。新生・湖池屋のヒット商品第1号を飾りました。
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