今回は米国市場で事業展開している新興企業を複数、採り上げる。チャネルシフトの先端的な動きは、その多くが米国で生まれているからだ。筆者らは、特に急速な変化が起こり始めたここ5年ほどの間、シリコンバレー、ニューヨーク、シカゴなどの都心部を中心に視察を続けてきた。紹介するのはその一部だが、具体的な取り組みを知ることは日本市場に起こるであろう変化の兆しを捉えるのに役立つだろう。まずはアパレル業界から見ていく。

自宅を試着室に変える米LE TOTE

 アパレルは近年急速にチャネルシフトが起こっている。その潮流の1つがレンタルアパレルの台頭であり、以前本誌でも採り上げたレディスアパレルの米LE TOTE(ル・トート)はその一例だ。衣類やアクセサリーのレンタルサービスを、月額59ドルから提供する注目のスタートアップである。

米新興アパレルに見るチャネルシフトの新潮流(上)(画像)
衣類やアクセサリーのレンタルサービスを月額59ドルから提供する米LE TOTE(ル・トート)
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