企業内には様々な部局にデータが蓄積されており、オープンデータなど外部に活用できるデータも増えている。最終回となる今回は、データの統計・分析を極めた先にある、世の中で活用されるように社会実装し、事業価値が認められるために必要なポイントを紹介する。
これまでの連載で、データの特性を理解してクレンジングしたうえで分析用のデータを作成、有効な分析をするための統計検定やシミュレーションのモデリング手法を説明してきた。
一方で分析結果の社会実装にあたっては連載で紹介してきたアウトプットである「知の価値」とビジネスにおける「顧客の価値」との間にしばしばコンフリクトが発生する。データサイエンティストなどとチームを組んだり、新事業の創出に取り組んだりする担当者にとって、この障壁を乗り越えるために必要なアプローチを紹介していく。
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