企業内には様々な部局にデータが蓄積されており、オープンデータなど外部に活用できるデータも増えている。第3回は設定したセグメントに基づいたデータ加工が有効かどうかを検定から見いだす。
マーケティング戦略を策定するにあたっての最も有名なフレームワークとして、Segmentation(区分)、Targeting(標的)、Positioning(市場での位置付け)からなる「STP」が挙げられる。顧客を様々な軸でセグメント化したターゲット顧客を決定するプロセスは、マーケティング戦略が有効に機能するかどうかを決定づける最も重要な要素の1つであり、マーケターの腕が試される。
顧客企業をセグメント化するには、企業の規模・業種・所在地などが分割軸として想定できる。このとき、セグメント別の企業群に特徴差が出るように軸を設計できれば、STPを策定するメリットを享受できる可能性が高い。

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