POSデータで捕捉し、仮説を日々検証
伊藤久右衛門
1832年創業で京都の宇治で抹茶を作り続けている伊藤久右衛門。創業から約185年の同社は、2017年8月期には売上高が33億円と、ここ5年間で1.5倍以上に伸びた成長企業だ。

伊藤久右衛門の宇治駅前の新店と広瀬専務
それを支える1つの要素がデータを活用したインバウンドへのマーケティング施策である。同社にビッグデータ活用を持ち込んで成長を支えた、広瀬穰治取締役専務は、「外国人の単価は銀聯カードでの購入で見ると8000円と、日本人の2500円の3倍以上だ」と言う。実際、今年11月に開店したばかりの宇治駅前の店舗では、多くのアジア系の顧客でにぎわっていた。
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