
全4回
場のデザインの新潮流(3)
国内企業の間で店舗やレストラン、ホテルといった空間のデザインを見直しているケースが相次いでいる。これまでの形態だけでは、お客の心をつかみにくいためだ。背景には、競争激化による差異化の難しさだけでなく、ネット販売の急激な進展により、お客の心をつなぎとめるのが今まで以上に難しくなっていることがある。
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第1回2018.04.27本と泊まれる:BOOK AND BED TOKYO-KYOTO「泊まれる本屋」として東京・池袋で人気を集める「BOOK AND BED TOKYO 」。本屋との異名を取るが、実際は本屋ではない。本とベッドというありふれたものを組み合わせ、本を読んでいるうちに眠りにつくという、新しい体験を提供する簡易宿泊所(ホステル)だ。
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第2回2018.05.01眠らない街を実感:ホテル・ザ・エム インソムニア 赤坂東京の地下鉄・赤坂駅から歩いて2分のビル群の中に、「チサン」ブランドのホテルなどで知られるソラーレ ホテルズ アンド リゾーツが運営する「ホテル・ザ・エム インソムニア 赤坂」(以下インソムニア赤坂)がある。
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第3回2018.05.02縁がつながる図書館:武蔵野プレイス「図書館」と聞いたとき、多くの人がイメージするのは「静かに過ごさなければならない場所」「ちょっと堅苦しい場所」というものだろう。
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第4回2018.05.07体験価値をつくり出すキーワードバーチャルリアリティ(virtual reality)は日本語で「仮想現実」と訳されている例が多い。コンピューターで作った仮想的な映像を、ユーザーの五感を含む感覚を刺激することで、あたかも本当の映像のように見せる技術である。