クライアントの声

平井 雅也氏
セイエンタプライズ代表取締役。前職時代の1995年1月17日、神戸市東灘区の独身寮で阪神淡路大震災を経験。寮長として人命救助や避難所の運営に携わった。96年、日本の超長期保存食市場を開拓したセイエンタプライズに入社。2001年11月より現職


デザインを変えたことで商品の本質が伝わりやすくなった

 平井氏が北川氏に商品デザインの相談をしたのは、今から10年ほど前。「日経MJ」に掲載されていた北川氏のインタビュー記事を読んだことがきっかけだったという。「特にサバイバルフーズの売り上げが伸び悩んでいたわけではなかったが、将来のためにブランドの再構築を検討しており、デザインはその手段の一つだと考えていた。そんなとき見かけた記事の見出しが『売れるデザイン』だった。気になって読んでみると、北川さんが継ぐはずではなかった家業を継ぎ、経営を立て直したというエピソードも掲載されており、共感する部分が多かった。北川さんとは面識がなかったので、連絡先を調べて自ら問い合わせをした」と平井氏は言う。

 08年にロゴやパッケージデザインを一新したことについては、次のように話す。「商品の価値が視覚化されたので、商談でもサバイバルフーズの本質が伝わりやすくなった。商標登録については諦めていたので、『SURVIVAL』だけで登録できると聞いたときは驚いた。北川さんが提案してくれたサバイバルフーズの横展開のアイデアは、米国企業との代理店契約を解消したことで可能になった。今、その可能性を検討している段階」。18年より国内製造に切り替わり、海外へも販路を拡大する計画だ。現在、国内外の企業数社と商談中だという。

セイエンタプライズが00年から運営しているオンラインショップ「セイショップ」
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東京・市ヶ谷にはショールーム兼店舗もある
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(写真提供/GRAPH)


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