「変なホテル」のブランディングを担当するGRAPHの北川一成氏とともに、広告やパッケージにとどまらない総合的なデザイン戦略の重要性を、実例を基に考える連載企画。今回はゴルフウエアブランドの「ムニタルプ」。売り上げを3年で約8倍に伸ばすことに成功した要因とは?
段階的に変更したロゴ
主力ブランド「ヒールクリーク(Heal Creek)」から派生したシリーズ「ヒールクリークプラチナム(Heal Creek platinum)」は、2015春・夏シーズンよりブランドとして独立。名称を「ムニタルプ(MUNITALP)」に変更した。ムニタルプは「platinum」を反対からつづった造語で、変更当初のロゴにはヒールクリークを略した「HC」も付記した。段階的にリニューアルを行い、ブランド名が浸透してきた2017秋・冬シーズンから「HC」をロゴからなくした
ゴルフウエアを企画販売するグリップインターナショナルは、2001年に兵庫県神戸市で起業。主力ブランドの「ヒールクリーク」をはじめ、「ビバハート」や「ムニタルプ」など、現在8ブランドを展開している。さらに、19年春・夏シーズンにも新ブランドが立ち上がるという。
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