「変なホテル」のブランディングを担当するGRAPHの北川一成氏と共に、広告やパッケージにとどまらない総合的なデザイン戦略の重要性を、実例を基に考える連載企画。今回は東京大学のオリジナルブランド「UTokyo Go(ユートーキョーゴー)」。土産として人気が高い商品のデザインの秘密とは。

(左)UTokyo Goペーパーパッド(黒)650円、(右上)UTokyo Go鉛筆(黒)5本入り950円、(右下)UTokyo Go消しゴム(黒)350円(価格はすべて税込み、以下同)。ノートの紙は吉川紙商事が開発した、透けにくく書きやすいNEUEGRAY(ノイエグレイ)、鉛筆は三菱鉛筆のuniのB、消しゴムはSEED製を使用している
(左)UTokyo Goペーパーパッド(黒)650円、(右上)UTokyo Go鉛筆(黒)5本入り950円、(右下)UTokyo Go消しゴム(黒)350円(価格はすべて税込み、以下同)。ノートの紙は吉川紙商事が開発した、透けにくく書きやすいNEUEGRAY(ノイエグレイ)、鉛筆は三菱鉛筆のuniのB、消しゴムはSEED製を使用している

 「UTokyo Go(ユートーキョーゴー)」は、東京大学直営のオフィシャルショップ「東京大学コミュニケーションセンター(以下、UTCC)」のオリジナルブランドだ。UTCCは、大学と社会をつなぐコミュニケーションの場として2005年にオープン。東大の研究成果を活用した商品と、オフィシャルグッズを販売している。ショップは東大の本郷キャンパス内にある。

 19年5月に第1弾商品として消しゴムとノートを発売し、その後、鉛筆やボールペンもラインアップ。独特なロゴマークを中心にデザインした商品は現代的な印象で、売れ行きは好調だ。外国人観光客をはじめ、学校見学や修学旅行などで訪れる高校生にもお土産として人気だという。「19年の学園祭『五月祭』の1日の売り上げは前年比10%増。UTokyo Goの貢献は大きいと考えている」と話すのは、東京大学本部社会連携推進課の島津斉明氏。

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