たまごっち復権? ちびTシャツ再び? 新たなトレンドを次々と生み出すZ世代。消費にも大きな影響を及ぼし始めている。そんなZ世代が2022年の下半期に向けて気になっているものは何か――。Z世代を研究するZ総研のトレンド分析担当が、アンケートと現役Z世代のヒアリングから迫った。
私たちZ総研は、Z世代の間で流行したものやことを調査する「Z世代が選ぶトレンドランキング」の2022年上半期版を公開いたしました。それと同時に、22年下半期に流行が期待される「ネクストトレンド予想」も発表。今回は、予想から一部のキーワードをご紹介していきます。
たまごっちブーム再来!?
1996年と2004年を中心に大流行したバンダイの大人気商品の一つ「たまごっち」が、今再び注目されているようです。最近は、小学生時代にたまごっちに熱狂した大人向けの商品が続々と登場しており、「鬼滅の刃」やBTSキャラクター「TinyTAN」とコラボしたたまごっちも注目を集めています。
その中でも話題なのが「たまごっちスマート」。従来のたまごっちとは違い、腕に着けられるスマートウオッチ型になっています。ご飯をあげたり、定期的にかまってあげたりしないといけない、少し面倒な部分に愛着を持つ人が多いようです。メインターゲットは小学生であるものの、幼少期の懐かしさから再度たまごっちの虜(とりこ)になるZ世代も目立ちます。
「韓国コスメ」の次は「中国コスメ」が来る?
「rom&nd」や「CLIO」など、手ごろな価格でありながらも高発色でクオリティーが高いことから、韓国コスメはZ世代の間で根強い人気を誇っています。そんな中、中国コスメブランド「FOCALLURE(フーカルーア)」が注目を集めています。
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