スマホネーティブ、SNSネーティブといわれるZ世代。では、実際にSNSをどのように活用しているのか。スマホアプリのユーザー動向を追うアプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」などを手掛けるフラー(新潟市)の日影耕造氏が、実データを基に分析する。MAU(月間アクティブユーザー数)が最も多かったのは、そして利用時間が長かったのはどのSNSか。

世代別のSNSアプリの利用実態を調査。Z世代に見えた特徴とは……(画像/Shutterstock)
世代別のSNSアプリの利用実態を調査。Z世代に見えた特徴とは……(画像/Shutterstock)

 ドン・キホーテは2022年5月3日、「キラキラドンキ ダイバーシティ東京プラザ店」をオープンした。同社のニュースリリースによると、テーマはずばり、「Z世代のための、トレンドに特化した新業態店舗」だ。ターゲットであるZ世代に刺さる店舗にするため、店舗設計などもZ世代の社員が手掛けたという。

 Z世代をはじめとする来店客が「ソーシャル」で発信することを意識し、店内には鮮やかなワッフルやキャンディーといったSNSで“映える”ものがひしめく。

 「Z世代」とは、物心ついたときからインターネットやスマートフォンといったデジタルが身近にあり、SNSを含むソーシャルメディアに当たり前のようにふれている“ソーシャルネーティブ”な世代といわれる。では、実際にどのようにソーシャルを活用しているのか。Z世代の生態をSNSアプリの利用動向から見ていきたい。

 筆者が所属するフラー(新潟市)は、スマホアプリのユーザー動向を追うアプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」を手掛けている。サンプルユーザー約15万人から許諾を得た上で、ユーザーの属性やアプリの起動といった各種データを匿名化してリアルタイムで蓄積。各アプリの利用者数や利用時間、性別・年代別といった属性別割合構成などの推移を推計し、ウェブ上のダッシュボードやカスタムレポートとして顧客に提供している。

 スマホが幅広い年代層に浸透し、人々の生活インフラとして根付く中、その利用動向はいわば世の中の「映し鏡」とも言える状況になっている。そんなApp Apeのデータからは、Z世代の行動様式や特徴も透けて見える。特に、ソーシャルネーティブな世代と呼ばれるだけに、SNSの利用動向は上の世代に比べて独特だ。

世代別のMAU上位5アプリはこれ!

 ユーザー同士の双方向のコミュニケーションを伴うアプリをSNSアプリと定義し、App Apeでアプリを抽出。22年4月の月間利用者数(MAU)を10代、20代、30代、40代、50代、60代以上、そして全世代合計の7つに区分し上位5アプリを調べたのが以下の表だ(数値はすべてiOS・Android合算)。

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