2021年6月、ソニーはブルートゥース対応イヤホンの最新フラッグシップモデル「WF-1000XM4(以下、M4)」を発売した。M4は、業界最高クラスのノイズキャンリング機能や優れた音質を特長とする。ほかにも、防滴性能や周囲の音を取り込む機能、装着性など、日常での使い勝手を大きく向上させている。合わせて注目したいのが紙でできた超小型のパッケージだ。

左の先代モデルのパッケージと比較し、体積を約70%小型化したソニーの「WF-1000XM4」のパッケージ。ソニーが独自開発した紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」でできている。2021年6月発売。3万3000円(ソニーストアでの価格、税込み)
左の先代モデルのパッケージと比較し、体積を約70%小型化したソニーの「WF-1000XM4」のパッケージ。ソニーが独自開発した紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」でできている。2021年6月発売。3万3000円(ソニーストアでの価格、税込み)

 充電ケースやイヤホン本体の小型化も、M4の特筆すべき点だ。2019年7月発売の先代モデル「WF-1000XM3」と比較し、充電ケースの体積は約40%、イヤホン本体の体積は約10%小さくなった。

 併せて大幅な小型化を施したのがパッケージだ。先代モデルのパッケージと並べれば、その差は一目瞭然。体積にして、約70%もの削減を実現している。

 小型化かつ脱プラパッケージ

先代モデル(左)と比べ、充電ケースの体積を約40%、イヤホン本体の体積を約10%小型化したM4(右)。充電ケースの小型化や、イヤホン本体を充電ケースに入れた状態で封入したこともパッケージの小型化に貢献した
先代モデル(左)と比べ、充電ケースの体積を約40%、イヤホン本体の体積を約10%小型化したM4(右)。充電ケースの小型化や、イヤホン本体を充電ケースに入れた状態で封入したこともパッケージの小型化に貢献した

 パッケージは、単に小さくなっただけではない。M4のパッケージは、ソニーが独自に開発した紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」でつくった脱プラパッケージだ。

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