インスタグラムが次々と新しい機能を追加している。自社の商品・サービスの認知を広めたり、良さを伝えたりするためには、企業はこうした新機能をどう使えばいいのか。米国で先行している機能を含め、注目ポイントを専門家に聞いた。

米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドの英語圏では利用者の興味関心に合う一部の単語での検索がスタートしている
米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドの英語圏では利用者の興味関心に合う一部の単語での検索がスタートしている

 「インスタグラムは、購買行動において重要なチャネルになりつつある。企業やブランドは活用を視野に入れておくべきだ」と語るのは、SNSマーケティング支援を手がけるホットリンクのマーケティング本部マーケティング部リーダー、朝山高至氏だ。

 2019年時点でユーザーの90%が少なくとも1つは企業の公式インスタグラムをフォローしている。また、21年6月初旬に発表された米国のマーケティング会社Bazaarvoice社の調査では、インスタグラムを利用した商品購入が過去1年間で189%になるなど倍近い伸びを示したという。

ホットリンクのマーケティング本部マーケティング部リーダー、朝山高至氏
ホットリンクのマーケティング本部マーケティング部リーダー、朝山高至氏

 新機能の追加とともに、おしゃれな写真を投稿・共有して友人とコミュニケーションをとる場から、欲しいモノを発見し、詳細を調べ、購入して共有する場へと活用範囲が広まっていくインスタグラム。企業にとっては今後、自社製品の価値をいかに伝えられるか、話題にできるかが勝負どころとなっていく。そこで、最新機能や、米国で先行してテストや実装が始まった機能を中心に紹介していこう。

企業活用が広がる「リール」機能

 20年8月に日本でも開始されたインスタグラムの新機能「Reels(リール)」は、15~30秒の短尺動画を作成・共有できる機能だ。音楽を付けて編集ができるだけでなく、ストーリーズのように24時間で消えることがないため、企業活用が広がっている。例えば、ヘアスタイリング剤などを販売するメーカーでは商品の使用方法を動画で紹介したり、食品会社では、自社商品を使ったレシピ動画を投稿したりしている。

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