新型コロナウイルスの感染拡大は世界中の企業のあり方を大きく変えつつある。ではやがて来るアフターコロナの時代にデザイナーやマーケターはその変化にどう対応すべきなのか。アクセンチュアグループのデザインスタジオFjord Tokyoの責任者が読み解く。

新型コロナウイルスの感染拡大は世界中の企業のあり方を大きく変えつつある。来るべき「ニューノーマル」(新常態)の時代にデザイナーとマーケターに求められるものとは何か(写真/Shutterstock)
新型コロナウイルスの感染拡大は世界中の企業のあり方を大きく変えつつある。来るべき「ニューノーマル」(新常態)の時代にデザイナーとマーケターに求められるものとは何か(写真/Shutterstock)

 新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)に対し、収束へ向けたロードマップが検討されるようになってきた。これはひとえに医療関係者の献身的な努力や各国政府機関の努力、そして市民一人ひとりの協力と貢献によるものであり、筆者も感謝の念が絶えない。

 しかし時代を戻すことはできない。パンデミックによって世界もマーケットもビジネスも大きく変化した。アクセンチュアグループのデザインスタジオであるFjord(フィヨルド)も、社員はテレワーク中心のワークスタイルへと移行している。アクセンチュアはこうした変化をつぶさに見て、アフターコロナ時代にどのように顧客体験を作っていけばよいかを分析している。

 以下では、新型コロナウイルス感染症の流行が社会をどのように変え、人々の行動がどのように変容したのかを、5つの変化にまとめて考察。企業が向かうべきチャレンジを4つのTo Doという形で紹介する。

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