店内で作った麺を、その場でゆで上げ、出来たての感動を届ける仕組みが丸亀のブランド資産

森岡毅氏単独インタビュー 丸亀製麺・復活の秘策

2019年08月06日
  • 森岡 毅氏
  • 2000年に1号店を開店。今や全国に約820店舗を展開する、うどんチェーン最大手の「丸亀製麺」。海外にも約200店を出店
  • ■丸亀製麺の既存店売上高と客数の推移
  • ■うどんを外食で食べない「9割」を狙う
  • 森岡毅氏単独インタビュー 丸亀製麺・復活の秘策(画像)
  • 「刀」のリードで2019年1月からうどんの魅力を伝えるCMを開始。6月からの新CMでは、丸亀の最大の特徴である「粉からつくる」(上上写真)を人の左脳に植え付け、さらにうどんを食べたくなるシズル感を女優・清野菜名を起用して右脳にアピール(上写真)
  • 店先に配置されたのぼり。CMと同じく、来店した客などに向けて、「当店でも」と丸亀の魅力を訴求
  • 素材へのこだわりを店内のポスターにして「国産小麦粉使用」を改めて強調。安心感と信頼感を高めている
  • 指導を受けたスタッフが麺を粉から打って提供する店内製麺スタイルを、全店で採用。その魅力を普及、浸透させる
  • 2019年3月に「大人のための社会科見学会」を実施。参加者はミキシングや圧延など、こだわりの店内製麺を体験。大人を対象にした体験会は丸亀初の試みだ
  • 店内で作った麺を、その場でゆで上げ、出来たての感動を届ける仕組みが丸亀のブランド資産
  • カウンター上部にしか無かったメニュー表を入り口付近に掲示。分かりやすい見せ方も工夫
  • うどんを注文し、トッピングする天ぷらなどを選びながらレジへと進む。出来たてを、いかに迅速に口にしてもらうか。今後、改善が進む
  • 丸亀製麺を運営するトリドールホールディングスの粟田貴也社長(左)と、マーケティング精鋭集団「刀」の森岡毅氏。2018年9月から正式にタッグを組み、本格復活を目指す
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  • 著書『マーケティングとは組織革命である。』(日経BP)に書かれた人事システム化の内容が今後、丸亀復活に生きるという
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