電通CDCビジネスデザイナーの堀田峰布子氏

電通がプロダクトデザイン事業を強化 意匠権ライセンスを販売

2019年05月10日
  • タチバナ産業のお札立て「ofudana」。段ボールを使っており、現代の生活にマッチしたデザインに特徴がある
  • 電通第2CRプランニング局アートディレクターの勝又祐子氏が「ofudana」をデザインし、電通が意匠登録した(意匠登録第1609970号)
  • 段ボールをテーマに考案したデザインの例
  • 組み立て式ゆりかご 「Daddy’s Cradle」。短期間しか使わないゆりかごに段ボールを使いるので、資源ゴミとしてリサイクルしやすい。第3CRプランニング局デジタルクリエーティブの松浦夏樹氏の作品(意匠登録第1607086号)
  • くつ棚ボックス 「Shoeshelf Box」。引き出し型の収納ボックスに窓を付けたことで、中のスニーカーが外から確認できる。第1CRプランニング局プランナーの三浦慎也氏の作品(意匠登録第1617871号)
  • 電通CDCビジネスデザイナーの堀田峰布子氏
  • 堀田氏が電通に入社してから手掛けたソックス型化粧品「リリコトリコ(LIRICOTORICO)」。美容成分を配合したウエア型化粧品で、肌荒れを防ぎ、皮膚に潤いを与える効果がある。グループ会社の電通サイエンスジャム(東京・港)がネットを中心に販売している。こうした事例を通して、プロダクトデザインに加え、販売や販促も含めた総合的なビジネス展開を企業向けに提案していく