資生堂創業の地である東京・銀座の中央通りと花椿通りの交差点。そこにリニューアルオープンしたフラッグシップストア「SHISEIDO THE STORE」が好調だ。デザインを手がけたのはnendoの佐藤オオキ氏。繊細な作り込みで濃厚な資生堂ブランド体験を実現。ファンづくりに成功した。
資生堂の製品が一堂にそろう同店舗は、ただ商品を販売するだけの場所ではない。エステティックやヘアメーキャップ、フォトスタジオでの撮影、個室での美容レッスンなどのサービスを提供。それに加え、素材にこだわったカフェの機能を持ったコミュニティースペースを用意。各フロアにはそれぞれの分野の専門家が常駐し、その技術を余すことなく顧客に伝える。狙ったのは、同社創業146年の歴史で培ってきた知見や技術、ブランド価値、文化的価値など「ここでしかできない体験」の実現だ。
このコンテンツは有料会員限定です。お申し込みをされますと続きをご覧いただけます。
有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
- ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
- ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
- ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
- ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー