多くのプロジェクトを手掛けてきたブランディングプランナーの細谷正人氏(バニスター代表取締役)が新たな視点でブランディングデザインに切り込み、先進企業に取材する連載「C2C時代のブランディングデザイン」。第1回は、細谷氏が考えるブランディングデザインの在り方の前編です。

「これからのブランド戦略には、ヒューマンスケール性(人間的尺度)が必要不可欠」と語る細谷正人氏
「これからのブランド戦略には、ヒューマンスケール性(人間的尺度)が必要不可欠」と語る細谷正人氏

 AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)が急速に進歩し、社会環境がデジタル化されつつある今は、個人間でモノやサービスが行き交う時代とも言えます。この連載は、業界を超えて顧客と共創しているブランディングデザインの最新の事例を通して、次世代のマーケターやデザイナーの皆さんと共に、C2C時代におけるブランドとデザインの関係について考えてみたいという思いから始まりました。

 読者の皆さんの中には、ブランドマネジメントやデザイン、新規事業開発などさまざまな活動をしている方もいらっしゃることでしょう。近年は、課題が複雑化し、いったい何から手を付けて解決していけばいいのか、日々の業務の中で戸惑うことが増えているのではないでしょうか。

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