
- 全8回
マーケティング1年目の集中講座
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- 第1回
- 2023.04.10
新人マーケターは“まね”をせよ アサヒビール松山社長が独白 マーケティングは単なる販促手段ではなく、経営そのものである。なぜなら、企業活動の一丁目一番地「顧客創造」が、そのゴールにあるからだ――。マーケ部門からの大抜てきが話題となったアサヒビールの松山一雄社長は、新人マーケターに向け、そんなメッセージを投げかける。優れたマーケターになるために必要なこと、キャリアの歩み方のヒントを聞いた。 -
- 第2回
- 2023.04.10
「視野の狭い」若手マーケターがはまる落とし穴 5つの誤解 「熱心にマーケティングを学ぶ人ほど、陥りやすい誤解がある」。そう語るのは、グロースX取締役COO/インサイトフォース取締役の山口義宏氏だ。これまで勉強してきたことが実践では役に立たず、考えや視野の“狭さ”が原因で、逆に足を引っ張ってしまう場合もあるという。どうしたら落とし穴を回避できるのか。若手のうちに知っておきたい「5つの誤解」を聞いた。 -
- 第3回
- 2023.04.11
「マーケターは初めから軍師・李牧を目指すな」 元P&G西口氏 新たにマーケティングに従事することになったが、何をすべきかよく分からない、マーケティングを学んだけれども成果が出ない――。そんな人へのヒントを、多様な先輩マーケター・ヒットメーカーに聞く本特集。第3回は、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)をスタートに、ロート製薬やロクシタンジャポンなどで活躍してきたStrategy Partners(東京・港)代表取締役社長の西口一希氏に、前週の特集に引き続き聞いた。西口氏が若手に贈る言葉とは。 -
- 第4回
- 2023.04.12
「欲望の胎動」は街中にある 生活者インサイト探るケトル嶋氏の習慣 生活者のインサイトをどう見つけるか――。インサイト探しは、マーケターにとって最も重要なスキルの1つ。博報堂執行役員・エグゼクティブクリエイティブディレクターで博報堂ケトル(東京・港)取締役・編集者の嶋浩一郎氏は、インサイト探しのコツは、「微細な変化に気付けるようになること」だという。実は、この変化に気付くためのトレーニングは、誰でも普段の生活からできる。嶋氏が実践する、生活者インサイトを探るためのトレーニング方法を紹介しよう。 -
- 第5回
- 2023.04.12
SKY-HIの「時代を読む力」 なぜ「2種類の好き」に注目するのか? アーティスト、起業家、音楽プロデューサーなど多方面で活躍するSKY-HI(日高光啓)。日高氏が手掛けたボーイズグループ「BE:FIRST」は、国境を越えさまざまな記録を打ち立てるなど、グローバルで旋風を巻き起こしている。日高氏はどのように時代を読み、熱狂を生み出しているのだろうか。「トレンドは無理に追わない」と語る背景や、「2種類の好き」を捉える理由など、インタビューから日高氏の時代を読む力をひもとく。 -
- 第6回
- 2023.04.13
“凡人”がビジネスセンスを磨く方法 さとなお氏直伝! トップマーケターやクリエーター、ヒットメーカーは、必ずしも最初から優秀だったわけではない。センスを磨き上げ、世の中に「解」を提供してきた。では、センスはどのようにして高めればいいのか――。特集の第6回は、マーケティングや企画づくりのセンスを磨く方法について、元電通で現在はファンベースカンパニー会長の佐藤尚之(さとなお)氏に聞いた。 -
- 第7回
- 2023.04.14
「データと感性は対立しない」 一休・榊社長が語る消費者理解 「定量データ」と「定性データ」は対立する概念ではないと考えるのが、一休社長の榊淳氏だ。榊氏はデータサイエンティストでありながら“感性”も重視。ユーザーを徹底的に分析すれば結果は同じところに帰着し、2つの間にある違和感こそ新しいビジネスの種が隠れているという。マーケターは、データと感性にどう向き合うべきか、またどうバランスをとるべきか、榊氏に聞いた。 -
- 第8回
- 2023.04.14
顧客の本音を探る「質問力」の鍛え方 マーケで使える3つのコツ マーケターにとって最も身に付けたいスキルのひとつが、「質問力」だ。マーケターは、世の中に存在するさまざまな「なぜ?」と向き合い、「解」を探る仕事。社内外を問わず多くの人と関わらなければならない。その際、求められるのが質問力となる。日々の仕事でどのような質問をするかによって、得られる解、つまりアウトプットの質が大きく変わってくるからだ。アジア最大級のマーケティングイベント「ad:tech tokyo」の企画・運営を行うComexposium Japan(東京・港)の代表取締役社長、古市優子氏はまさに質問力を武器に、社長就任以来さまざまなカンファレンスを成功に導いてきた。古市氏が社会人生活を通して身に付けたという、質問力の習得法や実務への生かし方のコツは3つある。