※日経エンタテインメント! 2023年2月号の記事を再構成

2023年に、映画やドラマの主役級へと大きく飛躍するのは誰か? 主演作が発表済み&主演経験のある若手の注目役者のなかから、ステップアップが期待される注目の顔をピックアップした。まずは男優編からだ。

宮世琉弥:2004年1月22日生まれ、宮城県出身。スターダストプロモーション所属
宮世琉弥:2004年1月22日生まれ、宮城県出身。スターダストプロモーション所属

 2022年を振り返ると、男性では鈴鹿央士が『クロステイル ~探偵教室~』で連ドラ単独初主演して、ドラマ『六本木クラス』『silent』でも好演。高橋文哉は『君の花になる』など連ドラ3本で活躍。なにわ男子の大橋和也は『消しゴムをくれた女子を好きになった。』で単独初主演を果たした。

 23年も、連ドラや映画の主演の常連に成長しそうな次世代俳優の台頭が期待される。

 Snow Manのメンバーである目黒蓮(めぐろ・れん)は、22年秋に『silent』で主演・川口春奈の相手役、朝ドラ『舞いあがれ!』では福原遥の相手役と2本のヒットドラマで好演し、知名度、注目度とも急上昇。23年は3月公開予定の映画『わたしの幸せな結婚』での主演が控えている。

 10代の俳優で注目されているのが、18歳の宮世琉弥(みやせ・りゅうび)と17歳の荒木飛羽(あらき・とわ)だ。宮世は22年10月クールの『君の花になる』で高橋文哉らとともに演じたボーイズグループ「8LOOM」として、ドラマと連動して実際にデビュー。『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』にもレギュラー出演した。

●参考記事 八村倫太郎・宮世琉弥 前代未聞を楽しみながら背中押せる存在に

 ドラマ『あなたの番です』で木村多江の息子役を演じて話題を集めた荒木は、昨年9~10月放送の『少年のアピス』で連ドラ初主演を果たしたほか、『ザ・トラベルナース』では入院患者役を演じるために減量にも挑んだ。

俳優としての活動が増えるJO1の豆原一成

 NHKの夜ドラ枠で2月にスタートする高山一実主演の『超人間要塞ヒロシ戦記』で相手役を演じるのは、JO1の豆原一成(まめはら・いっせい)。22年は『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』に出演、スピンオフの配信ドラマでは主演と、俳優としての活動が増えている。

 連ドラ『元彼の遺言状』『17才の帝国』などにレギュラー出演した個性派・望月歩(もちづき・あゆむ)は、1月6日放送の新春ドラマスペシャル『ホリデイ~江戸の休日~』(テレ東系)で葵わかなとW主演を務めた。

望月 歩:2000年9月28日、長崎県出身。ヒラタオフィス所属
望月 歩:2000年9月28日、長崎県出身。ヒラタオフィス所属
●参考記事 望月歩 妖怪・ホスト・閣僚と異なる役を次々演じる若手実力派

 THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人(よしの・ほくと)は、22年夏にドラマ『魔法のリノベ』で間宮祥太朗のイケメン弟役を丸メガネで好演。1月クールの竜星涼主演ドラマ『スタンドUPスタート』(TBS系)では、ゲーム会社社長役を演じる。

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