
- 全4回
「ドン・キホーテ」ヒット連発の新方程式
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- 第1回
- 2023.01.24
ドンキ「売れるPB商品」の源泉 顧客つかむWhatとHowの“6カ条” 「驚安の殿堂」で知られるディスカウントストア最大手の「ドン・キホーテ」。うず高く積み上げる圧縮陳列された商品群に、最近「ド」という大きなロゴを冠したものが目立って増えてきた。それがプライベートブランド(PB)「情熱価格」だ。運営元のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が33期連続で増収・増益を達成した背景には、21年2月に全面刷新した情熱価格の存在が欠かせない。なぜ、同社は思わず消費者が買ってしまうPBを連発できるのか。その秘密を探る。 -
- 第2回
- 2023.01.25
ドンキを動かした「顧客からのダメ出し」 ヒット“原石”の磨き方 2021年2月のリニューアル以降、ドン・キホーテのプライベートブランド(PB)「情熱価格」からヒット商品が相次ぎ生まれているのは、単に商品力が強化されたという理由からだけではない。「ダメ出しの殿堂」という独自の仕組みにより、購入者の声を吸い上げて迅速に商品改善を進めやすくする態勢を整えたことも大きく寄与している。その秘密に迫った。 -
- 第3回
- 2023.01.27
Z世代もシニアも心踊る ドンキが明かす「ヒット店」の奥義 33期連続増収・増益を続けるディスカウントショップ「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)。中期経営計画「Visionary 2025/2030」では、PB強化に加えて「いつ来てもサムシングニューがある買い場の実現」といった店舗改革も掲げる。改革を象徴する2店を取材すると、これまでの常識を打ち破る新しいディスカウントショップの姿が見えてきた。 -
- 第4回
- 2023.02.01
ドンキの客は「majica」決済が4割 1100万人を魅了する仕掛け 「驚安の殿堂」であるディスカウントストア「ドン・キホーテ」が、PayPayなどと一線を画す形で、独自開発したキャッシュレスサービス「majica」の加入者を着実に増やしている。利用率も高く、店頭での実に約4割がmajicaによる決済だという。同店の熱烈なファンはなぜPayPayなどを使わないのか。その秘密に迫る。