2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」 ▼Amazonで購入する では、「2023年ヒット予測ランキング」を特集。8位に「光ヘアケアドライヤー」が選ばれた。近年は高機能・高価格帯の市場が確立されているドライヤー。市場の追い風も受け、風と同時に光を髪に当ててダメージを軽減するという斬新な発想の新ジャンルがブレイクする。

※日経トレンディ2022年12月号より。詳しくは本誌参照

2023年ヒット予測8位は「光ヘアケアドライヤー」
2023年ヒット予測8位は「光ヘアケアドライヤー」
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光ヘアケアドライヤー

風×光でダメージを抑えてインフレにも強い逸品

 早く乾かして、かつ髪もいたわりたい……。そんなニーズに応える多機能なドライヤーが、様々なメーカーから続々登場。大風量や様々なヘアケア機能が消費者に受け入れられ、近年は高機能・高価格帯の市場が確立されている。ビックカメラによれば、「ドライヤーの客単価は年々高くなっており、現在は3~4万円の商品でもよく売れる」という。

 市場の追い風も受け、風と同時に光を髪に当てるという斬新な発想で、消費者のニーズを満たす新ジャンルが生まれる。「Zuvi Halo光 ヘアケアドライヤー」(Zuvi Japan)がけん引役だ。

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 まずは、「低温速乾」。髪に風を送る際、独自の熱伝導技術を採用した光を照射することで、髪表面の水分子の蒸発が加速する。安価な商品なら吹き出し口で100℃、低温をうたう高級ドライヤーも60度程度の温風が多いという中、「Zuviは37~44度程度でも、高機能な従来品と遜色ない短時間で髪を乾かせる」(Zuvi Japan代表取締役の川中良之氏)。低温の風で爽快に髪を乾かせるのは、夏場や風呂上がりにありがたい。