2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」 ▼Amazonで購入する では、「2023年ヒット予測ランキング」を特集。3位に炭酸割りで飲む「カスタムビール」が選ばれた。ビールの常識を塗り替える画期的な飲み方をサントリーが提案。日本初の、炭酸割りを前提とした度数16%の高濃度ビールだ。おじさん向けのダサい飲み物というビールのイメージは、がらりと変わりそうだ。

※日経トレンディ2022年12月号より。詳しくは本誌参照

2023年ヒット予測3位は「カスタムビール」
2023年ヒット予測3位は「カスタムビール」

カスタムビール

下戸も愛飲家も好みの濃さを選んで一緒に飲める

 前年割れの状況が長らく続くビール市場。そんな中、ビールの常識を塗り替える画期的な飲み方が登場し、2023年はついに長年の課題であった若者離れが止まりそうだ。仕掛けるのはサントリー。氷と炭酸水を入れたグラスに注いで好きな濃さに割る「ビアボール」を22年11月に全国発売した。日本初の、炭酸割りを前提とした度数16%の高濃度ビールだ。

 度数2%になるように割れば、後味スッキリで飲み口が軽快なライトビールになり、8%なら濃厚なコクのあるしっかりめのビールに仕上がる。宅飲み派は、その日の気分に合わせて度数や味わいを決めるなど、1本で味変できる面白さがある。

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赤線は「売り上げ予測」、オレンジのグラフは「販売数予測」
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 新製法により、炭酸で割っても氷が溶けても、麦芽やホップの風味を失いにくくしたのがポイント。苦みを通常のビールより抑えて爽快感を強めており、ビールが苦手な人でも飲みやすく味を工夫した。

 割るビールという新しい文化を広めるのは、Z世代を中心とした若者だ。この世代は、人とのつながりを軸に体験を共有し、これをシェアして共感を促すことを大切にする。ビアボールはこの価値観にぴったり当てはまる。仲間同士で集まって好みの濃度を決める行為はコミュニケーションの一つとして面白みがあり、しかも飲酒の習慣が少なくノンアル・低アル飲料を好む生活スタイルにもマッチする。

■飲食店でも提供、「割って飲む」。ビール文化を一気に定着へ
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ビアボールの売り上げ予測と販売数予測
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