
- 全34回
2022年ヒット商品ベスト30
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- 第1回
- 2022.11.03
2022年ヒット商品ランキング 日経トレンディが選んだベスト30 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。新型コロナウイルスの感染拡大から3年が経過。日本では「まん延防止等重点措置」が2022年3月に解除となるなど、「行動制限」ムードは徐々に薄れてきた。そんな状況下で、巣ごもり消費のヒットの主役が「時短」から「癒やし」にシフト。睡眠が「エンタメ化」するなど、新潮流となった30商品を紹介する。 -
- 第2回
- 2022.11.04
「Yakult1000/Y1000」が異次元ヒット 累計10億本の社会現象に 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。1位に「Yakult1000/Y1000」が選ばれた。22年4月ごろから全国の店頭で入荷のたびに“瞬間蒸発”する社会現象となり、累計で10億本近くが売れた。ヒットの原点にあるのが、販売員(ヤクルトレディ)による地道な草の根活動。実際に買った人が、睡眠改善に効果があると感じてリピート買いするという流れが生まれた。 -
- 第3回
- 2022.11.07
「ちいかわ」がアニメ化で大ブレーク 熱狂的ファンがイベント集結 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。2位に「ちいかわ」が選ばれた。2021年ごろから徐々に人気が増していたが、22年4月にテレビアニメの放映が始まるとさらに大ブレーク。一部が熱狂的なファンが様々なイベントに押し寄せる現象が起き、アイドル並みの人気ぶりになっている。 -
- 第4回
- 2022.11.08
累計70万個出荷も! 暑さ対策で「PCM冷却ネックリング」が躍進 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。3位に「PCM冷却ネックリング」が選ばれた。猛暑が常態化した日本で、2022年に飛躍したのは化学の力を生かした“首輪”だった。F・O・インターナショナルの「アイスリング」や、コジットの「クーループ」など、多くのメーカーから発売された。 -
- 第5回
- 2022.11.14
「トップガン マーヴェリック」が興収132億円超え 若者にもヒット 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。4位に「トップガン マーヴェリック」が選ばれた。4度の公開延期と不遇の運命をたどったが、2022年5月に満を持して公開すると、10月までに興行収入は132億円、観客動員数は800万人を突破し、コロナ禍の20年以降の実写映画では最大のヒットとなった。 -
- 第6回
- 2022.11.14
日清「完全メシ」が400万食突破 “意識高くない”男性を魅了 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。5位に「完全メシ」が選ばれた。日清食品が2022年5月30日に販売を開始した、ジャンクな装いのバランス栄養食品シリーズ。発売約4カ月で、累計出荷数400万食を突破。「意識高くない」30~40代男性の心に刺さった。 -
- 第7回
- 2022.11.15
「炭酸飲料対応ボトル」が36万本市場に伸長 健康ブームつかむ 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。6位に「炭酸飲料対応ボトル」が選ばれた。好きな炭酸飲料を冷たいまま手軽に持ち運べるボトルが2022年に大きく伸長し、約36万本の市場が誕生した。タイガー魔法瓶やサーモスは、自社の人気商品で培った技術をボトルに応用。大手国内メーカー製である“安心感”も消費者の心をつかんだ。 -
- 第8回
- 2022.11.15
和素材配合「翠ジンソーダ缶」 売れ行きは角ハイボール缶超え 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。7位に「翠ジンソーダ缶」が選ばれた。ハイボールや無糖レモンサワーなど、居酒屋メシに合う食中酒の新星。22年3月に発売するとロケットスタートに成功し、年末までに累計350万ケース(6リットル換算)へ達する勢いだ。 -
- 第9回
- 2022.11.16
日産・三菱の軽EVが計3万6600台を受注 “200万円の壁”突破 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。8位に「日産サクラ/eKクロス EV」が選ばれた。2022年5月に発表した「日産サクラ」(日産自動車)と「eKクロス EV」(三菱自動車工業)が好調で、4カ月で計3万6600台超を受注。補助金の適用で“200万円の壁”を突破し、圧倒的な安さで快走する。 -
- 第10回
- 2022.11.16
「スプラトゥーン3」発売3日で345万本 マリオと並ぶ強豪タイトルに 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。9位に「スプラトゥーン3」が選ばれた。任天堂の「Nintendo Switch」向けソフトとして、発売3日間で国内販売本数345万本という最高記録を樹立。「スーパーマリオ」「スマッシュブラザーズ」などの“老舗”と肩を並べる「強豪タイトル」になった。 -
- 第11回
- 2022.11.17
レンジで温める「冷やし中華」が200万食突破 夏の新冷食 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。冷凍食品に仕上げたニチレイフーズの「冷やし中華」が、2022年3月の発売から約半年で販売数を200万食台に乗せ、約10億円を売り上げた。電子レンジで温めるという設計に、消費者が「自分で確かめたい」と思わせる魅力があった。 -
- 第12回
- 2022.11.17
「ファブリーズ お風呂用防カビ剤」が3カ月で350万個 手軽さ魅力 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。11位に「ファブリーズ お風呂用防カビ剤」が選ばれた。「置くだけ」という究極の手軽さで防カビの常識を覆し、2022年4月の発売から3カ月で350万個を出荷するヒット。新規の防カビ需要を掘り起こし、これまでカビ取り剤に頼っていた人の併用商品としても選ばれた。 -
- 第13回
- 2022.11.17
格安の越境EC「SHEIN」がZ世代を魅了 利用者数はZOZO超え 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。格安の越境EC「SHEIN(シーイン)」がZ世代をとりこにした。2022年9月のアプリ月間利用者数(MAU)は前年同月比420%と爆発的に増え、一気にZOZOTOWNを抜こうとしている。コストパフォーマンスや膨大な商品数を武器に、独自のポジションを築いた。 -
- 第14回
- 2022.11.18
たまごっち初のスマートウォッチが異例ヒット 年間70万個に到達 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。13位に「Tamagotchi Smart」が選ばれた。「たまごっち」史上初めてスマートウオッチ型にした異色の新作。21年11月の発売から2カ月足らずで爆発的に売れ、2021年のシリーズ年間累計出荷数は、近年最高の70万個に到達した。 -
- 第15回
- 2022.11.18
「ONE PIECE FILM RED」が22年興収1位 シリーズ最高記録 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。14位に「ONE PIECE FILM RED」が選ばれた。漫画連載25年のメモリアルイヤーの今年、2022年8月公開の映画『ONE PIECE FILM RED』が興行収入171億円、観客動員数1231万人を突破。15作ある映画シリーズのうち過去最高を記録した。音楽に焦点を当てた構成にし、壮大な歌唱シーンが観客を引き付けた。 -
- 第16回
- 2022.11.18
「アリナミンナイトリカバー」が1250万本突破 就寝前に飲む新習慣 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。15位に「アリナミンナイトリカバー」が選ばれた。「寝る前に飲んで疲れを回復する」という切り口で発売から1年で約1250万本を売り上げた。従来の栄養ドリンク剤ニーズに加え「しっかりと寝て疲れを取りたい」という人も取り込みヒットした。 -
- 第17回
- 2022.11.18
進化系の登場で「第2次カヌレブーム」勃発 コンビニも参戦 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。16位に「第2次カヌレブーム」が選ばれた。カヌレが、1990年代に続く第2次ブームの絶頂を迎えた。けん引役は、従来の形にとらわれない進化系カヌレだ。コンビニも参戦し、ファミリーマートが5月に発売した「生カヌレケーキ」は累計600万個売れた。 -
- 第18回
- 2022.11.18
「シン・ウルトラマン」が劇的リブート 3世代を熱狂させたワケ 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、特集「シン・ヒーロー作品徹底研究」を掲載し、ウルトラマンと仮面ライダーが揃って表紙を飾る「特別表紙版」も発売中。2022年5月13日に公開された映画『シン・ウルトラマン』は、公開以降、興行収入44億円を記録。シリーズへのオマージュを散りばめながら、巨大ヒーローを現代劇として秀逸に描き、3世代を巻き込んだブームを作り出した。 -
- 第19回
- 2022.11.21
冷食需要で「セカンド冷凍庫」が躍進 スリム、両開きがけん引 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。17位に「セカンド冷凍庫」が選ばれた。冷凍食品の需要が伸び、“2台目需要”で冷凍庫単体機市場が広がった。家電メーカーは「スリム」「両開き」を売りにした新製品を続々と投入し、2022年は市場が再拡大した。 -
- 第20回
- 2022.11.21
「アサヒ生ビール」復活 ビール党以外にも「おつかれ生」現象 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。18位に「アサヒ生ビール」が選ばれた。28年ぶりに復活したビール(通称マルエフ)が、競合ビール製品にはない独特のまろやかな味が支持され、3強の一角に食い込んだ。2021年9月の発売から好調を維持し、22年1~9月で479万箱(大びん20本換算)を販売した。 -
- 第21回
- 2022.11.21
寝ながらヘアケア「YOLU」が1000万本 効率重視派に刺さる 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。19位に「YOLU」が選ばれた。有名ブランド「BOTANIST」を手掛けるI-ne(アイエヌイー)のシャンプー。「夜間美容」を打ち出し、効率を重視したい人々に刺さった。2021年9月の発売から約1年で、シリーズ累計販売数が1000万本を突破した。 -
- 第22回
- 2022.11.21
デジアナ融合のチェキ「instax mini Evo」が健闘 レトロ感も好評 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。20位に「instax mini Evo」が選ばれた。インスタントカメラ「チェキ」が、レトロなデジタルカメラとして新たに生まれ変わった。撮った写真をその場で手渡しできる“アナログ感”に加え、液晶モニターなどのデジタル要素を融合した上位機種。2021年12月に発売されると、近年のカメラ新製品の中では断トツで売れた。 -
- 第23回
- 2022.11.21
アニメ化で「SPY×FAMILY」が飛躍 “動くアーニャ”がファン魅了 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。21位に「SPY×FAMILY」が選ばれた。スパイアクションものの漫画が原作で、2022年4月のアニメ化で飛躍した。特に、ピンク髪の少女・アーニャ・フォージャーのかわいさが多くの人の心をつかみ、日本中のアイドルになった。 -
- 第24回
- 2022.11.22
「チューナーレステレビ」が数万台市場に 見逃し配信派も捉える 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。22位に「チューナーレステレビ」が選ばれた。テレビなのに放送番組が見られない。そんなテレビが、動画配信サービス普及の勢いに乗って、一気に存在感を高めた。2021年12月にドン・キホーテで発売したことで人気に火が付き、数万台の市場をつくった。 -
- 第25回
- 2022.11.22
安眠訴求の「ナイトミン 耳ほぐタイム」 SNS拡散で146万個販売 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。23位に「ナイトミン 耳ほぐタイム」が選ばれた。耳を温めて安眠を促すという新提案に、睡眠の質を気にする人が飛び付き、発売から1年で約146万個を出荷。ナイトミンブランドを一緒に展開し、店頭での存在感を高める販売戦略も奏功した。 -
- 第26回
- 2022.11.22
「ぷにるんず」が現代っ子の心つかむ 想定越えの30万個突破 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。24位に「ぷにるんず」が選ばれた。デジタルのキャラクターに指で触れる玩具が、現代っ子の心をつかんだ。2021年7月に発売すると想定以上の売れ行きで何度も品薄になりながら、出荷数は累計30万個に達した。 -
- 第27回
- 2022.11.22
「旅行ガチャ」が偶然性とお得感で人気 ピーチは累計2.7万個販売 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。25位に「旅行ガチャ」が選ばれた。行き先の偶然性とお得感による新たな旅の楽しみ方を提案し、話題を呼んだ。ピーチ・アビエーションの「旅くじ」は累計2万7000個を販売。新たな旅先を発見するワクワク感が受けた。 -
- 第28回
- 2022.11.22
価格破壊の「ワークマン キャンプギア」 未経験者も取り込む 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。26位に「ワークマン キャンプギア」が選ばれた。コロナ禍で盛り上がるキャンプギア市場に、度肝を抜く低価格で本格参戦したのがワークマンだ。累計でギア約270万点、約40億円もの売り上げを達成。初心者だけでなく、キャンプをしたことのない未経験者までも根こそぎ取り込んだ。 -
- 第29回
- 2022.11.24
食わず嫌いも喜ぶ「丸ごとシイタケスナック」 ヘルシー路線が奏功 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。27位に「丸ごとシイタケスナック」が選ばれた。ドン・キホーテが2021年11月に発売した「しいたけスナック」は、当初想定の10倍以上の売れ行き。健康的に見えるスナック菓子が、間食市場を活性化させた。 -
- 第30回
- 2022.11.24
自席でつげる「卓上サワー」 コト消費人気で店舗採用率は3倍超 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。28位に「卓上サワー」が選ばれた。テーブル席のサーバーから、レモンサワーなどを客が自由につげる。そんな飲み放題サービスがヒットした。大手チェーンが採用すると、模倣店がさらに続出。認知度が一気に広がり、この1年で取り扱い店舗が3.1倍に増加した。 -
- 第31回
- 2022.11.24
「大阪中之島美術館」がヒット展覧会を連発 若年層も取り込む 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。29位に「大阪中之島美術館」が選ばれた。約40年越しで建てられた悲願の美術館がヒット展覧会を連発した。普段は美術に関心が薄い若年層も“写真映え”で取り込み、開館8カ月で約47万人を集めた。 -
- 第32回
- 2022.11.24
「三井住友カード ゴールド(NL)」が“無料化”と高還元で人気上昇 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。30位に「三井住友カード ゴールド(NL)」が選ばれた。年会費の永年無料化、コンビニなどで還元率アップといった分かりやすいメリットを打ち出し、人気を獲得。発行開始後1年間の発行枚数は、前年同期に三井住友カードが発行した従来のゴールドカードに比べ、18.9倍に急増した。 -
- 第33回
- 2022.11.25
2022年「地方発ヒット」 大賞は未利用魚活用の福岡発「フィシュル」 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。地方発ヒットの大賞に「フィシュル」が選ばれた。“未利用魚のサブスク”を軸に、魚のミールパックを定期配送する福岡のベンナーズが躍進。未利用魚という要素が「食べて環境に貢献したい」という人の琴線も揺さぶり、売り上げは月1500万円に到達した。 -
- 第34回
- 2022.11.28
2022年「業界別ヒット」総ざらい 新発想の即席麺が1000万食 2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」では、「2023年ヒット予測ランキング」を特集。強まり始めた長期的なインフレに負けじとばかりに、2022年も際立つ特徴を持った商品が次々にヒット。ベスト30に選出されたもの以外に、「食品」「菓子」「酒類」「飲料」分野のヒット商品を網羅した。