2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」 ▼Amazonで購入する では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。17位に「セカンド冷凍庫」が選ばれた。冷凍食品の需要が伸び、“2台目需要”で冷凍庫単体機市場が広がった。家電メーカーは「スリム」「両開き」を売りにした新製品を続々と投入し、2022年は市場が再拡大した。

※日経トレンディ2022年12月号より。詳しくは本誌参照

2022年ヒット商品17位は「セカンド冷凍庫」
2022年ヒット商品17位は「セカンド冷凍庫」

セカンド冷凍庫

「スリム」「両開き」で成長が再加速 シャープは前年同期比5倍売る躍進

 20年以降の新型コロナ禍によって、自宅で食事をする機会が増え、冷凍食品がよく売れた。これにより、冷凍庫が満杯になる家庭が続出。2台目需要で冷凍庫単体機市場が広がった。これを受けて、家電メーカーが一工夫を加えた冷凍庫を投入し、22年は市場が再拡大。「販売数量は22年1~9月も前年同期を超えており、比較可能な09年以降では最大になる見込み」(GfKジャパンの藤巻憲シニアアナリスト)だ。

■豊富な新製品が販売増をけん引
注)販売数量は、17年を「1」とした指数。22年は1~9月のデータをもとにした編集部予測。出典:全国の家電量販店約4000店の販売実績集計/ GfKジャパン調べ
注)販売数量は、2017年を「1」とした指数。22年は1~9月のデータをもとにした編集部予測。出典:全国の家電量販店約4000店の販売実績集計/ GfKジャパン調べ
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 特に伸びたのは、「冷凍庫を追加したくても置き場がない」という悩みに応えた製品だ。シャープの「FJ-HF13H」は、小型冷凍庫では右開きが一般的な扉に、ねじの付け替えで左開きにも変更できる機構を搭載。模様替えや引っ越しをしても置ける安心感が受けて「冷凍庫部門では目立って売れた」(ビックカメラ)。この成功で、同社の22年4~6月の小型冷凍庫販売台数は前年同期比で5倍になったという。

 省スペースという点では、中堅家電メーカーのスリム冷凍庫も好調。いち早く21年7月から幅360ミリメートルの冷凍庫を販売するアクアでは、22年の改良で白黒の2モデルにしてから、7~9月には前年同期比で3倍売れたという。アイリスオーヤマも後に続き、こちらも好調だった。


<日経トレンディ 2022年ヒット商品ベスト30発表会インタビュー>
注)「2022年ヒット商品ベスト30」は、「日経トレンディ」2022年12月号に掲載しています。日経クロストレンド有料会員の方は、電子版でご覧いただけます。
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