2022年11月4日発売の「日経トレンディ2022年12月号」 ▼Amazonで購入する では、「2022年ヒット商品ベスト30」を特集。冷凍食品に仕上げたニチレイフーズの「冷やし中華」が、2022年3月の発売から約半年で販売数を200万食台に乗せ、約10億円を売り上げた。電子レンジで温めるという設計に、消費者が「自分で確かめたい」と思わせる魅力があった。
※日経トレンディ2022年12月号より。詳しくは本誌参照
冷やし中華
「氷入りでレンチン」の衝撃で200万食超 麺の食感と簡便さも受けた夏の新冷食
夏の風物詩的な料理を驚きの技術で冷凍食品に仕上げたニチレイフーズの「冷やし中華」が、22年3月の発売から約半年で販売数を200万食台に乗せ、約10億円を売り上げた(9月時点で生産終了、23年春に再発売の予定)。
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多くの消費者が驚いたのは、電子レンジで温める冷凍食品なのに麺や具材と一緒に氷がトレーの中に入っていて、加熱しても溶けずに残る“仕掛け”だ。調理後に添付のたれを加えて全体を交ぜると冷たく仕上がる設計には、消費者に「自分で確かめたい」と思わせる魅力があった。
発売前の22年1月にニチレイフーズがTwitterで募集した先行プレゼントキャンペーンの反響は大きく、同社のこの種のキャンペーンでは過去最多の約9万人が応募したほどの人気ぶりだ。
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