「インスタ」フォロワー拡大大作戦! 第2回

特集の1回目では、写真・動画特化SNS「Instagram」のフォロワー増加の最新フレームワークを紹介した。第2回ではそのフレームワークに沿って、短尺動画の「リール」をはじめ、フォロワーを拡大させるための具体的な機能活用法を解説する。ポイントになるのは、Instagram上のコンテンツ流通に関わる「リレーションシップシグナル」と「インタレストシグナル」という2つのシグナルだ。これらを高め、理想的なフォロワー増加のサイクルをつくることが重要だ。

写真・動画特化SNS「Instagram」の短尺動画「リール」は、フォロワー増加につながる重要な機能になっている(写真/Shutterstock)
写真・動画特化SNS「Instagram」の短尺動画「リール」は、フォロワー増加につながる重要な機能になっている(写真/Shutterstock)

 最初に第1回でも紹介した、Instagramのフォロワー増加のフレームワークをおさらいしたい。下図を基に、非フォロワー向けとフォロワー向けの2つに分けて、Instagramのさまざまな投稿機能を有効活用する方法を解説していく。

Instagramフォロワー増加のフレームワーク
Instagramフォロワー増加のフレームワーク

 まず、非フォロワー向け、すなわち新規フォロワー獲得策から解説していく。ここ最近、とくに重要性が高まっているのがリールだ。Facebook Japan(東京・港)の味澤将宏社長は「リールは最も利用が伸びている。Instagramの利用者がリールの視聴に費やしている時間は、既に20%になっている」と明かす。

 フォロワー獲得にも効果的だ。「Facebook Japanの担当者と話していても、フォロワーを増やしたいのであればリールの活用が最も効果的だと明確に言われる」とSNS活用の支援会社コムニコ(東京・港)カスタマーサクセス局プロダクションチームの後藤真理恵マネージャーは言う。

 SNS活用の支援会社FinT(東京・目黒)の大槻祐依社長も「発見タブに掲載されて、閲覧数が急増するケースが減っている。一方、リールが話題になると、明らかにフォロワーが増える傾向にある」と口をそろえる。実際、FinTが自社で運用するフォロワー数20万人超の女性向け情報アカウント「Sucle(シュクレ)」では、リールが100万回以上再生される例が複数出ているという。「数百万回再生されると、一気に500人くらいフォロワーが増える」(大槻氏)こともある。

 ただし、闇雲にリールに動画を投稿すればいいわけではない。コムニコの後藤氏は、Instagramのアルゴリズムがリールを評価するポイントとして、次の5つの項目を挙げる。

(1)リールが保存される可能性
(2)動画を最後まで閲覧する可能性
(3)動画にいいね!する可能性
(4)リールの閲覧者が面白いと判断する可能性
(5)リールで使われている楽曲を使って、閲覧者が動画を投稿する可能性

 閲覧者にとって関心が高いかどうかに加えて、さらなる動画投稿の動機につながるか否かが判断基準となっているようだ。これを踏まえたうえで、さらに次の4つのポイントで表示される優先順位が決まるという。

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