集英社ゲームズはビジネスデイ初日の9月15日11時から、スマホ向けの新タイトル『unVEIL the world アンベイル ザ ワールド』(iOS/Android)を発表した。『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』などを手がけるNetEase Gamesとの共同開発だという。
3年ぶりのリアル開催となった東京ゲームショウ。ステージ上での新作発表や情報解禁を生で見るのも楽しみの一つだ。
東京ゲームショウ初出展となる集英社ゲームズでは、ブースの一角を巨大な黒幕で覆い隠し、その除幕とともに新タイトルの内容を発表するというリアル開催ならではの演出で新作を発表した。
集英社ゲームズの執行役員/開発プロデュース統括・山本正美氏は「グローバルでヒット作を生んでいるゲーム会社と組み、集英社が持っている『個』の才能を世に出していく力をコラボレーションさせることで、ほかのゲーム会社にはできないようなタイトルを立ち上げていく」と同社のミッションを語った。今回発表する新タイトルは、まさにゲーム会社とタッグを組んだ形で、スマートフォン向けアプリゲーム『陰陽師』や『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』を手がけるNetEase Gamesと共同で開発するという。
『unVEIL the world アンベイル ザ ワールド』は、そびえ立つ巨大な塔の頂を謎の少女・ユタとその仲間たちが目指す、冒険活劇ストラテジックRPG。タイトルの「アンベイル」には、世界中に散らばるさまざまな謎を主人公たちが解き明かす(アンベイル)、という意味が込められているそうだ。
キャラクターデザインには、「週刊少年ジャンプ」で連載されていた『約束のネバーランド』の作画を担当した出水ぽすか氏を起用。除幕式の直後に『unVEIL the world アンベイル ザ ワールド』のブースが開放され、出水ぽすか氏が描く謎の少女・ユタのイラストなどを見ることができるようになった。
発売日は未定。まだプロトタイプの段階のため、2023年の完成はないだろうとのこと。集英社ゲームズの執行役員・森通治氏は「この規模感のタイトルを、実は、ほかにもいろいろな会社と打ち合わせしている。ご興味があれば、いつでもお話をお待ちしております」と、集英社らしい大規模な取り組みをまだまだ発表していく予定であることを明かした。
(文・写真/大吉 紗央里)
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