ソニーは第5ホールのSmartphone Special AreaにXperiaのブースを出展しているが、その4分の1ほどのスペースを使ってゲーミングギアブランド「INZONE」のゲーミングモニターとゲーミングヘッドセットの展示を行っていた。
TGSでソニーといえば言わずと知れたPlayStation5かスマートフォンのXperia、なのだが、実はゲーミングモニターやヘッドセットを擁する「INZONE」というブランドも展開していることはあまり知られていないかもしれない。
今回のゲームショウにはそのINZONEの製品も出展されていたのだが、それはe-Sportsコーナーでも、ハードウェアメーカーのブースが並ぶ一角でもなく、第5ホールのSmartphone Special AreaにあるXperiaブースのなかだった。
まずは列に並んだ来場者がまず手に触れられるのは、ゲーミングヘッドセット。INZONEのヘッドセットは3.5mmジャックを備えた有線モデルが1機種、ワイヤレスがノイズキャンセリング機能の有無で2機種の合計3機種がラインアップされている。
ゲーミングモニターは27インチ、4Kでリフレッシュレートが144Hzという「INZONE M9」を使い、『Marvel's Spider-Man Remastered』の試遊が楽しめるようになっていた。
液晶パネルの直下にLEDバックライトを備え、それを小さなブロック単位でコントロールすることでコントラストの高い映像の繊細な描写が可能な「直下型LED部分駆動」と、色の再現性の高さが「INZONE M9」のセールスポイント。ゲームの試遊を通じてその実力を体感することができたのはいいが、試遊台が1台しかなかったのはちょっと残念なポイントだった。
(文・写真/稲垣宗彦=スタジオベントスタッフ)
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