ゲーミングでもビジネスでも重要なのがキーボードだ。東プレとエレコムは、打ち心地や操作性、本体サイズ、イルミネーションなどそれぞれこだわったゲーミングキーボードの新製品を展示している。
ゲーミングでもビジネスでも重要なのがキーボードだ。東京ゲームショウ2022でも各社から新作キーボードが展示されている。ここでは注目の3メーカーの展示を紹介していこう。
「REALFORCE」シリーズで知られる東プレのブースでは、新しいゲーミングキーボードのプロトタイプが展示されていた。
RGBバックライト搭載のテンキーレスキーボードで、これまでのREALFORCEシリーズでは見られなかったフレームレスデザインとなっている。静電容量無接点方式のキーを採用し、日本語配列と英語配列でそれぞれキーを押したときの荷重が異なるモデルを展示していた。
発売は2023年の春ごろになるとのことで、今回紹介していない新機能を追加する予定があるという。
このほか、ブースではREALFORCE R3シリーズ向けの新しいパネルも展示されていた。交換用のキートップと含めてカスタマイズを楽しめる。
エレコムのブースでは、プロゲーマーとの共同開発による「ELECOM GAMING V custom」シリーズの第1弾メカニカルゲーミングキーボード「VK200」「VK210」「VK300」「VK310」を展示している。9月15日に発表されたばかりの製品だ。
製品としては、日本語テンキーレス配列と独自の日本語65%配列をベースにした本体2種類ずつ用意し、それぞれ青軸・茶軸・銀軸スイッチと軸の異なる製品を選んで購入できる。価格は本体や軸によって異なり、実勢価格は約1万7000~2万円だ。
ふもっふのおみせのブースでは、販売中の「VARMILO」や「Ducky」など各社のキーボードを展示。いずれも利用したいキー配列やキースイッチを指定してオンライン通販で注文できるのが特徴だ。また、交換用に実用的なものから楽しいものまで、各種キートップを用意している。
VARMILOキーボードに関しては定番のCHERRY MXに加えて、VARMILOの静電容量かつメカニカルの打鍵感を持つスイッチを選べるのも特徴だ。3年前のゲームショウからスイッチの種類も増えており、新たにIris軸と呼ぶタクタイル軸も選べるようになっている。ブースでも実際に打鍵感を体験可能だ。
また、キー配列や機能、スイッチ、キートップ一つ一つのカラーやレーザー刻印まで指定できるオーダーメードショップも展開している。すべてが自分好みのキーボードが欲しい人は試してみるといいだろう。
(文・写真/島 徹)
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