『ハリー・ポッター』の世界が東京ゲームショウに出現した。プレイヤーがホグワーツ魔法学校の新入生となり、学園生活を体験できる『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』が出展されたのだ。原作でおなじみのキャラクターに加え、ゲームで初登場となるキャラクターが同時に登場し、自分だけの新たな物語を体験できる。

 『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』(PC/Android/iOS)は、『ハリー・ポッター』の世界を体験できるリアルタイムカードバトルRPGだ。ワーナー・ブラザーズと、『荒野行動』や『第五人格』で知られるNetEaseがタッグを組み、『ハリー・ポッター』の世界を完全再現。プレイヤーはホグワーツ魔法学校の新入生となり、さまざまな冒険を楽しめる。

 試遊コーナーでは、タブレットで遊ぶ試遊台と、PCで遊ぶ試遊台が用意された。また、ゲーム冒頭の魔法学校に入学するところからプレイするか、ゲームの中盤の本格的な冒険をプレイするかを選べるようになっていた。

『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』のブース。魔法学校の雰囲気を再現
『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』のブース。魔法学校の雰囲気を再現
ブース内では、ホグワーツ魔法学校の生徒(?)が来場者をお出迎え
ブース内では、ホグワーツ魔法学校の生徒(?)が来場者をお出迎え
ゲーム画面。マグゴナガル先生が新入生を出迎えてくれる
ゲーム画面。マグゴナガル先生が新入生を出迎えてくれる
ここから魔法学校を舞台に、さまざまなストーリーが展開する
ここから魔法学校を舞台に、さまざまなストーリーが展開する

原作の雰囲気をばっちり再現

 筆者は特殊な才能がない“ハッフルパフ”気質なので、慎重さを重視してゲーム冒頭からのプレイを選択。キングス・クロス駅から列車に乗り、湖を渡って校舎に入り、組み分け帽子によって入寮先が選ばれる、といった原作通りの流れを楽しむことに。ここでは原作通りにグリフィンドールに入ることもできるし、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンなどに入寮することも可能になっていた。

 その後は、ゲームが進むにつれて魔法を使ってのバトルが楽しめたり、クィディッチをプレイできたりするようだが、残念ながら時間切れに。原作の雰囲気に満ちたグラフィックスとサウンドにより、このままホグワーツにいるかのような感覚に浸っていたかったのだが、ここで試遊コーナーから離れることになった。

 なお、いずれハリー、ロン、ハーマイオニーといったおなじみのキャラクターも登場するはずだが、冒頭からの試遊プレイでは出会うことはできなかった。すこし残念である。

タブレットでの試遊コーナー。登場キャラクターが壁に描かれている
タブレットでの試遊コーナー。登場キャラクターが壁に描かれている
PCでの試遊コーナー。こちらはガチなゲーマー気質の人が多めかも
PCでの試遊コーナー。こちらはガチなゲーマー気質の人が多めかも
最後にホグワーツ魔法学校の生徒たち(?)と一緒に魔法の呪文を叫んでみた。「アクシオ!」
最後にホグワーツ魔法学校の生徒たち(?)と一緒に魔法の呪文を叫んでみた。「アクシオ!」

(文/野安 ゆきお、写真/木村 輝)

▼関連リンク 日経クロストレンド「東京ゲームショウ2022特設サイト」 東京ゲームショウ2022公式サイト(クリックで公式サイトを表示します)
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