試遊でも死にまくる超エキサイティングな骨太死にゲー、コーエーテクモゲームスの『Wo Long: Fallen Dynasty』。ダークな三國志の世界で強敵を斬りまくれ!

 コーエーテクモゲームスのブースでひときわ盛り上がりを見せる『Wo Long: Fallen Dynasty』の試遊台。プレイ中に何度も死んでゲームオーバーになってしまうほど攻略が難しいゲームを一般に“死にゲー”と呼ぶが、同タイトルはいわば“三國志死にゲー”だ。三國志の世界で、プレイヤーが名もない義勇兵となって敵に立ち向かっていく、ドラマ性のあるアクションRPGである。

デモ版なのに非情なほどに強い敵。回避と攻撃のタイミングをつかむまで、死んで死んで死にまくるのが勝利への近道だ
デモ版なのに非情なほどに強い敵。回避と攻撃のタイミングをつかむまで、死んで死んで死にまくるのが勝利への近道だ

 デモ版は基本操作を学びながら洞窟を進み、ボスの「人公将軍 張梁」を倒せばクリア。さっそく筆者が試遊してみた。バトルスタイルは、五行思想に基づいた中国武術の剣術。まず最初に「五行」の選択画面からキャラクターの属性を選ぶ。例えば「火行」は攻撃特化タイプで、炎を巻き起こす神獣「朱雀」を召喚できる。また、「土行」は防御特化で敵を岩柱で攻撃する「麒麟」を召喚できるなど、選んだ「行」でプレイスタイルが変わってくる。今回はガンガン攻めてみたいので「火行」をチョイスしてみた。デモ版は五行から選ぶだけだが、製品版では髪や肌の色なども選べ、自在なキャラメークもできる。

デモ版では男女どちらかのキャラクターを選び、5つの五行から自分のプレイスタイルに合わせた「行」を選ぶ。製品版では細かなキャラメイクができる
デモ版では男女どちらかのキャラクターを選び、5つの五行から自分のプレイスタイルに合わせた「行」を選ぶ。製品版では細かなキャラメイクができる
画面にはコントローラーの操作ガイドも示されるので、それに従えばアクションゲームが苦手な人でも雑魚敵は簡単に倒せる。爽快感が味わえる親切設計
画面にはコントローラーの操作ガイドも示されるので、それに従えばアクションゲームが苦手な人でも雑魚敵は簡単に倒せる。爽快感が味わえる親切設計

 フィールドは、ダークな雰囲気の岩場。歩みを進めようとすると、いきなり敵の兵が襲ってきた。最初はよくわからなままに剣を振り回してみたら、意外やあっさりと勝てた。アクションもダイナミックで、敵を切ったときの「ズバッ!」というサウンドもなかなか小気味いい。画面の右上にレーダーがあり、敵の位置が赤く光っている。試遊時間は15分なので、ここは敵に向かってガンガン進んでみる。その後に出てきた敵も、それほど労することなく倒せて、死にゲーにしてはやさしいかな……。

 と思ったところで、凶暴そうなでかい虎が出てきた。ちょっと警戒するも、身構える間もなく襲いかかってくる猛虎。回避も間に合わず、あっという間に倒されてしまった。再び挑んでみたが、強い、強すぎる! 三度目も正直にはならず。無念。

 HPが0になると、画面に大きく“一敗塗地”と表示される。一敗塗地(いっぱいとち )とは中国の故事成語で、「二度と起き上がることができないほどの敗北」の意。つまりは完敗だ。

敗北すると画面に大きく表示される“一敗塗地”の文字。最初はショックだが、何度も死ぬうちにだんだんこの文字を見るとガッツが湧いてくるから不思議
敗北すると画面に大きく表示される“一敗塗地”の文字。最初はショックだが、何度も死ぬうちにだんだんこの文字を見るとガッツが湧いてくるから不思議

 ここは諦めて回避ルートを進むことにした。こちらの敵は最初に出てきたレベルで、比較的サクサクと進める。ここらで回避の操作にも慣れてきた。こつをつかむとなかなか楽しい。そうこうしているうちにボスが現れた。これがものすごく強い。いきなり連続攻撃をぶつけてくるではないか! ただ、回避を身に着けたので、さっきの猛虎よりは善戦できた。敵の特殊攻撃を回避し、相手がひるんだところに大技を与えると大ダメージを与えられるようだ。回避、攻撃をリズミカルに繰り返すことがこの手のゲームの基本だが、回避と攻撃の間が比較的短いような気もする。体感では回避と同時に攻撃ができるタイミングもあった。ただ、それが成功するタイミングはなかなかシビア。5〜6回チャレンジしてみたが、撃破ならず。さすが死にゲー。15分があっという間のエキサイティングな試遊だった。

憎々しいほど強いボスだが、「仁王」のへビーユーザーには楽々と倒す人も少なくないとか。道中には休息ポイントが用意されておりHPを回復できる
憎々しいほど強いボスだが、「仁王」のへビーユーザーには楽々と倒す人も少なくないとか。道中には休息ポイントが用意されておりHPを回復できる

 試遊した人にはオリジナル缶バッジ2個セット、時間内にクリアした人にはTシャツがプレゼントされる。初見での攻略はかなり厳しいが、死にゲーが得意な人はぜひチャレンジしてほしい。『Wo Long: Fallen Dynasty』(PlayStation5、PlayStation4、Xbox Series X|S、Xbox One)は2023年にXbox Game Pass、Steam、Microsoft Storeで発売予定。

試遊した人がもらえる缶バッチ。何度も何度も何度も死んだご褒美だ
試遊した人がもらえる缶バッチ。何度も何度も何度も死んだご褒美だ

(文/永浜 敬子、写真/中村 宏)

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