ASUSブースでは国内未発表の「ROG Phone 6」を国内最速展示。さらに撮影してツイートするとROGグッズをもらえるキャンペーンも実施する。SIMフリースマホが注目されるなか、高速なゲーミングスマートフォンを求めている人は要注目だ。
ASUS JAPANブースでは、国内未発表のゲーミングスマートフォン「ROG Phone 6」を日本最速で展示。実際に使い勝手を試すことができる。
ゲーミングスマートフォンとは、高価格帯のハイエンドスマートフォンのなかでも最新ゲームの快適な動作や、対戦ゲームでより勝利に近づくための機能を充実させた製品だ。ASUSはその元祖ともいえるROG Phoneシリーズを開発し続けている。最新プロセッサーに加えて外付けの冷却ファン、横向きの操作時に使えるトリガーセンサーやLEDイルミネーションなどが特徴だ。
今回展示されているROG Phone 6は海外版で、クアルコム製の最新SoC「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用。これは、現在のハイエンドAndroidスマートフォンが搭載する「Snapdragon 8 Gen 1」をさらに上回る性能のチップだ。メインメモリーも海外版は最大16GBと大容量。
ディスプレイは6.78型AMOLED(有機EL)を搭載。リフレッシュレート最大165Hz、タッチサンプリングレート720Hzだ。高フレームレート対応ゲームを滑らかに表示できるほか、対戦ゲームのタッチ操作に対する動作遅延を最小に抑えられる。
横向きのゲームプレイで便利なトリガーセンサーや、音の遅延が少ない3.5mmヘッドホン端子も搭載。USB Type-C端子は底面に加えて、横向きのゲーム操作中にケーブルが邪魔にならないよう側面にも搭載。ゲーム実況中に側面のType-C端子からHDMI出力できる点は非常に便利だ。
また今回は展示されていないが、海外ではペルチェ素子を搭載したクーリングファン「AeroActive Cooler 6」も発表されている。従来の空冷からペルチェ素子を利用したクーラーに変更されており、高い冷却性能を期待できる。
ASUSは東京ゲームショウ2022の展示とともに、オンラインでROG Phone 6シリーズのティザーサイトを公開。9月30日に何らかの発表を行うとみられる。さらに今回のASUS JAPANブースでROG Phone 6の撮影とツイートをすると、ROGグッズをプレゼントするキャンペーンを9月16日14:00から開始する。
国内におけるROG Phone 6の発売だが、以前の東京ゲームショウでも国内未発表のROG Phoneが先行展示されてきたことから、このROG Phone 6シリーズもいずれ国内市場向け製品が投入される可能性が高い。9月30日の発表を予告するティザーサイトはROG Phone 6シリーズを対象としていることから、今回展示されていないが海外では発表済みのROG Phone 6 Proなどの製品が投入されるのかも要注目だ。
関連記事 ROG Phone 6シリーズのティザーサイト(文・写真/島 徹)
▼関連リンク 日経クロストレンド「東京ゲームショウ2022特設サイト」 東京ゲームショウ2022公式サイト(クリックで公式サイトを表示します)
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