東京ゲームショウ2022で最大規模のブースを構えるバンダイナムコエンターテインメント。『ONE PIECE ODYSSEY』と『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』の2大人気タイトルを軸に、老若男女が楽しめる幅広いラインアップの試遊台をそろえ、来場者の注目を浴びていた。

 バンダイナムコエンタテインメントは、東京ゲームショウ2022(TGS2022)のブース全体でおよそ40の試遊台を用意した。大きなステージなどはないが、多くの来場者にゲームをプレイしてもらうための空間といったブース構成になっていた。

8つの人気タイトルの試遊台を用意したバンダイナムコブース
8つの人気タイトルの試遊台を用意したバンダイナムコブース

 ブース内で、最も来場者の注目を浴びていたのは『ONE PIECE ODYSSEY』(PlayStation5/PlayStation4/Xbox series X|S/STEAM/2023年1月12日発売)。国民的コミック『ONE PIECE』の世界を冒険できるRPGだ。今回が初お目見えのため、初日の朝一番から多くの人が8台の試遊台に集っていた。

 『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』(PlayStation4/Nintendo Switch/Xbox One/STEAM/発売中)もかなりの人気。圧倒的な強さを持つ1人の「レイダー」と、超パワーを持たない7人の一般市民「サバイバー」に分かれて行われる、『ドラゴンボール』初の8人参加の非対称アクションゲームだ。こちらも8台の試遊台が用意され、多くの来場者を集めていた。

ついにベールを脱いだ『ONE PIECE ODYSSEY』。『ONE PEACE』の世界を冒険できるRPGだ
ついにベールを脱いだ『ONE PIECE ODYSSEY』。『ONE PEACE』の世界を冒険できるRPGだ
圧倒的な戦闘力の差を持つ「レイダー」から逃れ、脱出を目指す『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』
圧倒的な戦闘力の差を持つ「レイダー」から逃れ、脱出を目指す『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』

 他にも6つのタイトルが出展されていた。試遊台の多かった順に紹介しよう。まずは、小さな子どもに大人気のシリーズ最新作『ドラえもん のび太の牧場物語 大自然の王国とみんなの家』(Nintendo Switch/PlayStaytion5/STEAM/11月2日発売)と、お父さん世代はもちろん、おじいさん世代まで夢中になれそうな『ウルトラ怪獣モンスターファーム』(Nintedo Switch/10月20日発売)だ。これらは、ともに6台の試遊台が用意されていた。

「好き」でつながるインスタレーションも

 他には家族みんなで遊べるゲームの代表格『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』(Nintendo Switch/10月27日発売)、アーケードゲームとしても大人気だった『釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館』(Nintendo Switch/10月27日発売)、世界中のミニフィグたちとタッグを組み、LEGOテーマのステージでチームバトルを繰り広げる『LEGO Brawls』(PlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch/10月20日発売)、そして経営者としてテーマパークを作っていくマネジメントゲーム『Park Beyond』(PlayStation5/Xbox series X|S/STEAM/2023年発売)などが、2~4台の試遊台を用意していた。

キッズ向けから大人向けのものまで、多彩なタイトルの試遊台がずらりと並ぶ
キッズ向けから大人向けのものまで、多彩なタイトルの試遊台がずらりと並ぶ

 目を引いたのが、ネット上のTwitterコメントが次々流れるモニターを大量に並べたインスタレーションエリアだ。これはバンダイナムコエンタテインメントの公式サイトから特定のゲームを選んでTwitterに投稿すると、豪華ゲストのサイン入り色紙やサイン入りグッズが抽選で当たる「好きでつながるキャンペーン!」の一環。たとえ会場を訪れることができなくても、自分の「ゲームが好き」の気持ちを東京ゲームショウ会場のモニターに送れるのはファンとしてはうれしい限り。どこからでもTGS2022に参加できる、「ウィズコロナ時代」にふさわしいエリアだった。

ブース中央の光景。奥にあるたくさんのモニターにはネット上のメッセージが表示される
ブース中央の光景。奥にあるたくさんのモニターにはネット上のメッセージが表示される

(文・写真/野安ゆきお、写真/木村輝)

▼関連リンク 日経クロストレンド「東京ゲームショウ2022特設サイト」 東京ゲームショウ2022公式サイト(クリックで公式サイトを表示します)
この記事をいいね!する

【好評発売中】
『思い込む力 やっと「好きなこと」を仕事にできた』

 “システムエンジニアとして会社に勤めながら、格闘ゲーム界の頂点で世界を舞台に戦ってきたプロゲーマー・ネモ。ゲーム仲間が次々と"専業"プロゲーマーになる一方、彼はあえて"兼業"の道を選びました。

 “兼業プロゲーマー"としても知られた彼の道のりは、プロゲーマーとして輝かしい戦績を積み重ねると同時に、自分なりの働き方を模索し続けた日々でもあります。ゲームやeスポーツファンはもちろんのこと、「やりたい仕事」「向いている仕事」とは何か、好きなことを仕事に生かすにはどうすればいいかに悩む、ビジネスパーソンの皆さんにもお読いただきたい1冊です。アマゾンでは試し読みもございますので、ご覧ください。

アマゾンで購入する