
- 全7回
ファミリーマートの店舗集客大作戦
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- 第1回
- 2022.09.01
「ファミマ3000店で番組放送」の威力 客も広告主も喜ぶカラクリ 人気カバーソングユニット「ぷらそにか」の独自コンテンツを配信するなど、店舗集客を強化するのがファミリーマートだ。一部店舗に設置されたデジタルサイネージ「FamilyMartVision(ファミリーマートビジョン)」を軸に、“店舗のメディア化”を推し進めようとしている。来店者数が増加し、加盟店も広告主も喜ぶ。まさに「三方良し」のビジネスモデルを構築する。 -
- 第2回
- 2022.09.02
キックボード、フードドライブ、物流…集客を進める3つの謎組織 ファミリーマートが集客のために取り組む作戦は「店舗のメディア化」だけではない。電動キックボード(キックスケーター)のシェアサービスや、家庭で余った食品を回収するフードドライブの展開など、同社ならではの来店客増加作戦も推し進める。これらの作戦を担う3つの“謎”めいた組織に着目した。 -
- 第3回
- 2022.09.05
ファミマ細見社長が喝破 「コンビニが飽和」は極めてミスリード ファミリーマート(以下、ファミマ)がコンビニエンスストアの改革に取り組んでいる。独自の品ぞろえを強化しつつ、店内に大型のデジタルサイネージ(電子看板)を設置。伊藤忠商事出身の細見研介社長は「ファミマはデジタルとリアルをつなぐメディアになる」と語り、今後、他社との協業を進めていく考えも示した。(聞き手は日経MJ編集長 永井伸雄) -
- 第4回
- 2022.09.07
CMO足立氏の大変革 「新商品がないと売れない」はマーケ部の怠慢 「そろそろ、No.1を入れ替えよう。」「ファミチキ越えの問題児」……キャッチーなキーワードが踊り、ヒット商品を連発するなど話題が尽きないファミリーマート。そのマーケティングをけん引するのが、同社初のCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)を務める足立光氏だ。日本マクドナルドの再躍進などを引っ張ってきたプロマーケターである足立氏は、就任2年で何をどのように変えてきたのか、直撃した。 -
- 第5回
- 2022.09.07
ファミマのスイーツ&ソックスがバカ売れ 立役者が語る開発秘話 「バタービスケットサンド」「ファミマ・ザ・クレープ」など、近年、ファミリーマートのヒットスイーツは枚挙にいとまがない。さらに、新しく参入した日用品のプライベートブランド(PB)でも、「ラインソックス」が大当たり。こうした店舗に人を呼び込むヒット商品はどのようにして生まれたのか、その裏側に迫った。 -
- 第6回
- 2022.09.09
こんなところにもファミマ? 無人システムで1000店出店の大勝負 マーケティングの強化、商品力の底上げなど、リアル店舗に客を集めるためのさまざまな策を講じるファミリーマート。さらに成長を遂げるには、店の数そのものを今まで以上に増やすことも求められる。従来は出店できなかった場に店を出すための強力な切り札の1つが、無人決済システムだ。 -
- 第7回
- 2022.09.09
3周年のファミペイ 社内横断組織を活用して普及策を仕切り直し コード決済機能を備えたファミリーマートの公式アプリ「ファミペイ」は、2022年7月にサービス開始3周年を迎えた。鳴り物入りで3年前にスタートしたサービスだが、必ずしも思惑通りに事は進んでおらず、22年に入って仕切り直しに踏み切った。実はその取り組み方に、現在、ファミリーマートが好調を続ける秘密の一端が隠されている。