
- 全3回
テレビ広告取引の「代替通貨」論
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- 第1回
- 2022.08.22
視聴測定で揺れる米テレビ広告 ニールセンが認定停止の衝撃 米国のテレビ業界で、広告効果の「測定」に関する議論が白熱している。2021年9月にはある“事件”が話題を呼んだ。視聴率測定を独占していた米ニールセンが、測定方法に問題があるという指摘を受け、一時的に認定を停止されたのだ。事件をきっかけに米国では、視聴率測定に変革の波が急速に押し寄せている。 -
- 第2回
- 2022.09.15
テレビCM取引の新基準はどう決まる NBCUが3つの評価軸 第1回は、米国で起きているテレビ視聴の「測定」に関する現下の議論と、それに端を発したNBCユニバーサル(以下、NBCU)の公開リポートの導入部分を紹介した。今回はリポートの中心的内容となった、テレビCM取引の新基準算定の候補となる測定事業者を評価する3つの軸を解説する。テレビCMの広告取引の基準となる指標がどのように改革されていこうとしているのか、その方向性を見ていこう。 -
- 第3回
- 2022.11.30
日本のテレビ広告取引にも新基準は必要か GRP取引の課題 これまで2回の連載で、現在米国で起きているテレビ広告の取引基準の変革に関する議論と、市場動向をリポートした。今回は、米国の大手メディア企業でテレビ広告と非力の新基準の制定に力を入れるNBCユニバーサル(以下、NBCU)に対して、テレビ視聴データの測定事業者側が提出した提案書を紹介する。