
海外最新トレンドを追え!
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- 第9回
- 2023.05.29
「ヤポンティー」の正体 米ホールフーズが23年トレンドフードに 今、米国で注目されつつある茶が、ヤポンと呼ばれる木の葉から作る「ヤポンティー」だ。オーガニック食品を販売するスーパーが、2023年のトレンドフードに選んだことでも知られる。主な購入者は健康意識が高く、新商品に敏感な若者層。一度飲んだら気に入る人が多く、リピート率は30%と高い。アジアにもヤポンティーを広めるべく、パートナーを探しているという。 -
- 第8回
- 2023.04.21
森永ハイチュウ 米大ヒットの発火点はメジャーリーグでの口コミ 森永製菓の「ハイチュウ(米国ではHI-CHEW)」が、米国の若者たちの間で人気急伸中だ。HI-CHEWの自然なフルーツの味が受け入れられているだけでなく、味わいとかみ応えを長時間楽しめる点も評価されている。現在のヒットまでには長い低迷期間があったが、日本人メジャーリーガーが食べていたことをきっかけに、一気に認知度を上げることに成功したという。 -
- 第7回
- 2023.03.24
23年日本へ、一般人とアマゾンやマドンナをつなぐ“宣伝”アプリ SNS動画を投稿するクリエーターの創作意欲をくすぐるアプリ「ペアポップ」が急成長中だ。企業とクリエーターをマッチングするアプリで、企業が募集する広告案件にふさわしい動画を作成して成果を出せば、クリエーターは報酬を受け取れる。ネットフリックスやアマゾンなどの他、有名アーティストもマーケティング活動に利用している。一方のクリエーターは現在20万人以上で、一般人に交じってセレブも動画制作に参加しているという。 -
- 第6回
- 2023.01.27
米国で「お直し永久保証付きアパレル」が活況 世界展開も視野 米国では、アパレルの過剰生産問題の解決に向けて取り組むスタートアップ「レッドスレッド」が支持を集めている。提供するのは婦人服のカスタムメードサービスだ。利用者が服の採寸を行うため廃棄が発生せず、さらに送られてきた服が気に入らなかったり、太ったり痩せたりしてサイズが合わなくなったりした場合、服を補正して対応する。今後は消費者からの要望に応えてデザイン数を増やしていく予定だ。 -
- 第5回
- 2022.12.23
最短2分で“アイスクリーム店”が家に 米国発サービスが海外を視野に 店そのものを呼び寄せる新業態「ストア・ヘイリング(store-hailing)」が米国で話題だ。最短2分を切る速さで箱型トラック(バン)を呼び、利用者の家の前に着いたらアプリに通知される仕組み。現在は、消費者がメリットを感じやすいアイスクリームに絞っている。海外展開を視野に入れていて、日本やドバイ(UAE)、オーストリアの企業が既に興味を示している。 -
- 第4回
- 2022.09.22
米国で「天気保険」への加入が急増 旅先の降雨予測で全額返金 1日のうちの一定時間に降雨が予測されると、その日の宿泊料や入場料が全額返金される。そんな天気保険「センシブル ウェザー」が米国で人気だ。保険料は対象サービスの利用料の8〜12%。精緻な天候予測技術に基づき、巨大な旅行市場に商機を見出した。近い将来、日本市場に進出する可能性もある。 -
- 第3回
- 2022.08.30
34000ドルの家具付き小型プレハブ住宅が日本上陸? 米国で人気 移動できるほどコンパクトで手ごろな価格の「タイニーハウス(超小型住宅)」と呼ばれる住宅が米国で人気だ。そんな状況で注目を集めるのが、NESTRON(ネストロン)が手掛ける家具付き超小型プレハブ住宅。道路で輸送することもでき、家ごとの引っ越しが可能だ。同社が米国市場に次いで注目するのが日本市場。定住とは一線を画した生活スタイルの広がりを好機と見ている。 -
- 第2回
- 2022.08.19
航空券価格予測アプリ「ホッパー」の利用者拡大 日本進出も視野 航空券を格安で購入できる絶好の買い時を知らせてくれる。そんなユニークな機能を持つ旅行アプリ「ホッパー」が、航空券予約のあり方を一変させようとしている。目標は「旅行のスーパーアプリ」に成長すること。今は英語圏の市場にフォーカスして展開しているが、日本市場への進出も視野に入れる。 -
- 第1回
- 2022.08.09
米国の「コーヒー豆を使わない代替コーヒー」 次のスタバ目指す 日本から遠く離れた国では何がはやっているのか、現地在住のライターがリポートする新連載。初回は、「コーヒー豆を使わない代替コーヒー」を紹介する。ワシントン州シアトルに拠点を構えるスタートアップ、アトモ社が2018年から取り組んでいる。目的は製造過程で放出される大量の温室効果ガスの削減だ。