日本から遠く離れた国では何がはやっているのか、現地在住のライターがリポートする新連載。初回は、「コーヒー豆を使わない代替コーヒー」を紹介する。ワシントン州シアトルに拠点を構えるスタートアップ、アトモ社が2018年から取り組んでいる。目的は製造過程で放出される大量の温室効果ガスの削減だ。

※日経トレンディ2022年6月号より。詳しくは本誌参照

米国で、コーヒー豆から作らない“コーヒー”が登場
米国で、コーヒー豆から作らない“コーヒー”が登場

コーヒーのサステナ化【米国発】Atomo Coffee(アトモ)

コーヒー豆を使わない代替コーヒー 味はスタバを超えるほどのクオリティー?

 動物性食品を植物性由来のものに置き換える動きが活発な米国で、一風変わった代替飲料が登場した。グルメコーヒーの本場として知られるワシントン州シアトルに拠点を構えるスタートアップ、アトモ社が開発するのは、コーヒー豆から作らない“コーヒー”。同社CEOのアンディ・クライシュ氏が2018年から取り組んでいる。

コーヒーの再現に取り組む、アトモ社CEOのアンディ・クライシュ氏。「アトモコーヒーは、普通のコーヒーに比べて生産時の温室効果ガスを93%減らせる」と話す
コーヒーの再現に取り組む、アトモ社CEOのアンディ・クライシュ氏。「アトモコーヒーは、普通のコーヒーに比べて生産時の温室効果ガスを93%減らせる」と話す

 クライシュ氏の目的は、コーヒーの製造過程で放出される大量の温室効果ガスを削減すること。また、チェーン店が提供するコーヒーはその時々で、おいしかったり、そうでなかったりとばらつきがある。コーヒー豆の品質は雨量不足や洪水など天候や災害の影響を受けやすく、コーヒーチェーンでは仕入れるコーヒー豆の品質をコントロールできないのだ。「地球環境を良くするとともに、科学的に作ることで常においしいコーヒーを提供したいと考えた」(クライシュ氏)という。

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